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パナソニック、一体型二眼式3Dカメラレコーダー「AG-3DA1」を発売
パナソニックは、業務用の一体型二眼式3Dカメラレコーダー「AG-3DA1」を出荷開始した。撮影データのバッチ処理ソフトウェアもCineForm社よりリリースされた。
パナソニックは、業務用の一体型二眼式3Dカメラレコーダー「AG-3DA1」を8月19日から出荷開始した。今年1月の「2010 CES」で発表し、4月より本格的な受注活動を開始していたが、現在までに全世界で800台を受注したという。本体の希望小売価格は220万5000円(税込み)だ。
従来の3Dカメラシステムは2台のカメラを組み合わせて使う形式がほとんどで、撮影までに入念な調整作業が欠かせなかった。AG-3DA1は2台のカメラを一体化させることで、手軽に3D動画を撮影できるようにした。
撮影されたは映像データは左目/右目用を別個にSDHC/SDメモリーカードへ記録した後、編集ソフトなどで3Dファイルに変換されるが、これをバッチ変換するソフトウェア「First Light」が米CineForm社より発表された(米国時間8月18日)。
パソコンにコピーしたAVCHDファイルを左目/右目用同時にCineFormファイルに変換し、新たにCineForm 3Dファイル(MUX)を生成する。変換されたファイルは「Adobe Premiere Pro」「Apple Final Cut Pro」「Avid Media Composer v5」「Sony Vegas」といったノンリニア編集ソフトウェアで編集可能になるという。
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