パナソニック、12.5倍録画のブルーレイDIGAを6機種発表:BDXL対応
パナソニックは、2番組同時の長時間録画に対応したブルーレイDIGAの新モデル6機種を発表した。「新アドバンスドAVCエンコーダー」で12.5倍録画を実現、BDXLにも対応した。
パナソニックは8月24日、HDD搭載Blu-ray Discレコーダー“ブルーレイディーガ”の新製品として「DMR-BWT3100」「BWT2100」「BWT1100」「BW890」「BW690」「BR590」の6機種を9月15日より発売すると発表した。価格はオープン。
製品名 | 3D対応 | 搭載HDD容量 | チューナー | 実売想定価格 |
---|---|---|---|---|
DMR-BWT3100 | ○ | 2TB | 2個 | 28万円前後 |
DMR-BWT2100 | ○ | 1TB | 2個 | 16万円前後 |
DMR-BWT1100 | ○ | 500GB | 2個 | 12万円前後 |
DMR-BW890 | − | 1TB | 2個 | 15万円前後 |
DMR-BW690 | − | 500GB | 2個 | 11万円前後 |
DMR-BR590 | − | 500GB | 1個 | 9万円前後 |
エンコーダに第5世代となる「新アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載し、フルハイビジョンの12.5倍録画を実現した(DMR-BR590を除く)。さらにBDディスクの新規格「BDXL」に対応し、最長で約108時間のフルハイビジョン映像をBDディスク1枚に録画できる。2番組同時録画中でも、BDディスクの再生や高速ダビングが可能になるなど、同時動作時の制約も解消している。
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高画質を生み出す映像処理技術にも磨きをかけた。パナソニックハリウッド研究所がオーサリングに使用する高精度色信号処理技術を応用した「トゥルーカラーエンジン」では、BDビデオ再生時の色信号処理精度を向上させた。新しい「アドバンスドAVCエンコーダー」は、シーンに合わせた圧縮処理の精度を向上。さらに「アニメモード」では、低解像度の原画をハイビジョン変換して放送されたアニメ番組を再度アップコンバートする原画解像度変換技術」も搭載した(いずれもDMR-BR590を除く)。
プレミアムモデルのDMR-BWT3100は、「ディテール・クラリティ・プロセッサfor BD」の処理精度を向上させたほか、ハイビジョン放送の再生時にも1080/24P出力に対応。ソフト再生時にハードディスクの回転を停止させる「シアターモード」やHDMIの2系統出力を映像と音声に個別割り当てできるなど、こだわりの高画質/高音質技術を搭載している。
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