5980円の3D対応デジカメ、タカラトミーから
タカラトミーは、3D写真が撮影できるデジタルカメラ「3D Shot Cam」(スリーディーショットカム)を2011年春に発売する。予価は5980円。
タカラトミーは9月6日、3D写真が撮影できるデジタルカメラ「3D Shot Cam」(スリーディーショットカム)を発表した。ホワイトとピンクの2色を2011年春から全販売する予定だ。予価は5980円。
レンズを2つ備えたステレオデジタルカメラ。撮影した写真をL判サイズでプリントすると、左右の目で見る2枚の画像が自動的にレイアウトされた状態で出力される。サイズに合わせて写真の上下を切り取り、付属のレンズ付きビューワーにセットすると写真が立体的に見える仕組みだ。
カメラ本体のサイズは、142(幅)×55(高さ)×30(厚さ)ミリで、重量は約100グラム。記録メディアにはSDカード(8Gバイトまで)を使用する。電源は単四形乾電池×3本。
一方のビューワーは紙製で、平らにすると146(横)×100(縦)ミリのポストカードサイズになる。これに写真を貼り付け、メッセージを書き込むと、そのままグリーティングカードとして活用できる仕組み。「赤ちゃんの誕生報告や結婚報告など、さまざまなシーンでオリジナルの3D写真をプレゼントする楽しみと、不思議な立体写真を見る楽しみを提案したい」(同社)。製品パッケージにはビューワーが2枚付属するほか、別売で追加のビューワー(5枚セットで980円)が販売される。
なおタカラトミーによると、「3D Shot Cam」は同志社大学の実践・参加型授業科目「プロジェクト科目」で学生が立案した企画を実現したもの。発案したのは、2008年当時に2回生だった経済学部の学生だという。
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