パナソニック、シングルチューナーの入門向けBDレコーダー
パナソニックは、「かんたんサポート機能」を搭載したシングルチューナーのBlu-ray Discレコーダー、ブルーレイDIGA「DMR-BR585」を11月25日に発売する。
パナソニックは11月2日、ブルーレイDIGAの新製品「DMR-BR585」を11月25日に発売すると発表した。デジタルチューナーは1基、内蔵HDDは320Gバイトとシンプルなスペックで、入門者を意識した製品だ。価格はオープンだが、実売価格は6万3000円前後になる見込み。
「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載し、フルハイビジョンで10倍録画が可能だ。HBモード(約2.4Mbps)なら、3層式(100Gバイト)のBDメディアに約86時間40分のフルハイビジョン番組を録画できる。新規格の「BDXL」にも対応した。
ハリウッドで蓄積したノウハウを生かした高画質プロセッサ「リアルクロマプロセッサ」を搭載し、高画質再生が可能だ。長時間録画モードでの録画でも、シーンに合わせた高精度な圧縮処理を行うことで、ノイズを最小限に抑える。
レコーダー入門者でも安心して使える「かんたんサポート機能」を装備した。別売りのシンプルリモコンを使えば、最小限のボタン数に絞ったリモコンに対応する録る・見る・残すといった基本操作のみのサポート画面が表示される。また、このリモコンで録画した番組しか再生リストに表示されないので、誰かが録画した番組を誤って消去することもない。家族内で、デジタル機器の習熟度に応じたリモコンの使い分けを想定している。
チューナーは、デジタル3波+地上アナログ対応。インタフェースはHDMI×1、光デジタル音声出力×1、D1〜D4端子×1など。突起部含まない外形サイズは430(幅)×59(高さ)×199(奥行き)ミリ、質量は約2.8キログラム。
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