“着せ替え”対応のキュートなBDレコーダー、パナソニックから:縦置きできます
パナソニックは、「CEATEC JAPAN 2010」に参考出品した縦置き/横置き両対応のBlu-ray Discレコーダーを正式に発表した。側面に専用シートを入れて外観のカスタマイズも可能だ。
パナソニックは10月20日、Blu-ray Discレコーダー“DIGA”の新製品として、コンパクトモデル「DMR-BF200」を発表した。先日開催された「CEATEC JAPAN 2010」で参考展示した“着せ替え”対応モデル(→BDレコーダーはオシャレに進化する)。11月15日からブラックとホワイトの2色を販売する。価格はオープンプライスで、店頭では7万円前後になる見込み。
BDレコーダーとしては「世界最小」(同社)の筐体は、縦置きと横置きの両方に対応するレイアウトフリー設計。BDドライブは、DIGA初のスロットインタイプを採用した。外形寸法は、縦置き時で65(幅)×194(高さ)×210(奥行き)ミリ。付属の縦置きスタンドを装着した場合は、114(幅)×215(高さ)×220(奥行き)ミリとなる。
さらに特徴的なのが、付属の「着せ替えシート」を使って側面をカスタマイズできること。標準で無地のシートとプリントシートの2種類が付属しており、インテリアに合わせて選択できる。またBF200の発売を記念して、パナソニックの無料会員コミュニティ「CLUB Panasonic」でユーザー登録を行うと、オリジナル着せ替えシートがプレゼントされるキャンペーンも実施される。
内蔵HDDは、320Gバイト。地上デジタル専用チューナー1基のみのシングルチューナー機ながら、第4世代「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載し、MPEG-4 AVC/H.264による最大10倍の長時間録画をサポート。HBモード(約2.4Mbps)なら、内蔵の320GバイトHDDに約290時間の録画が可能だ。また、上位モデルと同様、著作権保護されたコンテンツを録画したBD-RE/RからHDDへのムーブ(書き戻し)にも対応している。
もちろん、DIGAの上位モデルと同様、SDカードへの番組書き出し、「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロード」「YouTube」「お部屋ジャンプリンク」(DLNA)などの機能を搭載。ただし、DLNAはサーバ機能のみとなっている。
インタフェース類もシンプル。HDMI出力のほかは1系統の映像出力とアナログ音声出力のみで、外部入力端子は備えていない。
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