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ビクター、3D対応プロジェクターにプレミアムモデル「DLA-X9」:コントラスト10万:1
ビクター・JVCは、D-ILAデバイスを採用した3D対応家庭向けプロジェクターの上位モデル「DLA-X9」を12月中旬より発売する。
ビクター・JVCは11月19日、3D対応D-ILAプロジェクターの新製品として「DLA-X9」を12月中旬より発売すると発表した。10月に発表された「DLA-X7」(→「ビクターから3DレディーのD-ILAプロジェクター「DLA-X7/X3」登場」)に対して、ネイティブコントラストを10万:1(DLA-X7は7万:1)に向上させたプレミアムモデルで、価格は105万円。
ネイティブコントラスト10万:1は、ホームプロジェクターでは業界最高となる(同社調べ)。工学エンジンに高品質なパーツを組み込むことで高コントラストを達成し、「黒の深みやディテールの繊細さ」などをかつてないレベルで達成したという。
3D表示方式は、DLA-X7と同様のフレームシーケンシャル。オプションの3Dメガネと3Dシンクロエミッターを用意することで、3D映像を視聴できるようになる3Dレディー仕様だ。このほか、220ワット高圧水銀ランプによる輝度1300ルーメン、色温度設定にキセノンランプ光源色を搭載、新スクリーン補正モード、新クリア・モーション・ドライブなど、基本スペックはDLA-X7を踏襲する。
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