帰ってきた「Slingbox」、ハイビジョン伝送が可能に:いつでもどこでも
イー・フロンティアは、米Sling Media,incの「Slingbox PRO-HD」を国内販売する。年内に直販サイト「イーフロンティアストア」で先行予約受付を開始する。
イー・フロンティアは、米Sling Media,incの「Slingbox PRO-HD」を国内販売すると発表した。年内に直販サイト「イーフロンティアストア」など3サイトで先行予約受付を開始、2011年2月上旬に発売する予定だ。価格はオープンプライス。イーフロンティアストアの販売価格は3万4980円となっている。
2006年に登場したSlingboxの進化版。コンポーネント入力端子を備え、1080iまでのハイビジョン映像をストリーミング配信可能。自宅のBDレコーダーなどに接続しておけば、インターネット経由でデジタル放送や録画番組を視聴できる。また、通信回線の速度にあわせて映像の圧縮比率を動的に変更する「Sling Stream」技術を搭載しており、ハイビジョン視聴でも3Mbps以上の帯域幅があれば利用できるという。
また赤外線リモコンを使った遠隔操作にも対応。Slingboxに付属の赤外線送出機をつなぎ、BDレコーダーなどに向けておけば、外出先から操作できる。リモコン信号は日本国内の主なレコーダーやチューナーなど70種類以上をプリセット。電源のオン/オフ、各種再生操作はもちろん、録画予約もインターネット経由で行える。
端末として利用できるのは、PCやMac、iPhone(iPhone 3G、iPhone 3GS、iPhone 4)、Android端末など。PCやMacからは、一般的なWebブラウザ(IE、Firefox、Safariなど)で接続できる。SlingboxのWebサイト上でIDとパスワードを取得し、視聴ページを開けば再生が可能になる。なお、モバイル用のプレーヤーアプリケーションは別売(2011年2月発売予定)となる予定だ。
関連キーワード
Sling Media | Blu-rayレコーダー | iPhone | イーフロンティア | iPhone 3G | 先行販売 | ストリーミング | iPhone 3GS | iPhone 4
関連記事
- CESで分かった2007年のデジタルトレンド
「International CES」は世界最大規模の家電展示会だけあって、さまざま新製品や技術、トレンドが集合する。今回の「デジタル閻魔帳」では、麻倉怜士氏に今回のCESからうかがえる、デジタルの最新トレンドを語ってもらった。 - テレビ番組を携帯電話にリダイレクト――Sling Mediaの新ソフト
SlingPlayer Mobileソフトでは、CATVやDVRで受信したテレビ番組をWindows Mobile搭載の携帯電話とPDAで見ることができる。 - 米国版“どこでもTV”「Slingbox」、日本上陸
アイ・オー・データ機器と伊藤忠商事は、米Sling Media「Slingbox」を7月8日から国内販売すると発表した。Slingboxは、ソニーのロケーションフリーと同様の機能を持つ“どこでもTV”。店頭では3万円を切る程度になる見込みだ。 - W-ZERO3もノートPCも“どこでもTV”──米国発のロケフリもどき「Slingbox」を試す
PSPなどを利用してワイヤレステレビを実現するソニー「ロケーションフリー LF-PK1」が人気だ。しかし北米では同様のコンセプトとなる家庭用TVストリーミングシステム──“どこでもTV”製品が一足早く登場していた。今回その製品を入手し、日本国内でも実際に利用できるのか試してみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.