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東芝、アフリカ・中近東地域で液晶テレビのシェア15%を目指す
東芝は、エジプトで液晶テレビの製造会社と販売会社の設立記念式典を開催。あわせて液晶テレビ新製品を発表した。
東芝は1月13日(現地時間)、エジプトで液晶テレビの製造会社「東芝エルアラビビジュアルプロダクツ社」と販売会社「東芝エルアラビビジュアル&アプライアンス販売社」の設立記念式典を開催した。あわせて、アフリカ・中近東地域で展開する新商品発表会を行っている。
いずれもエジプト国内の家電のトップメーカーであるエルアラビとの合弁会社。式典には、エジプトのエシャ労働大臣や在エジプト日本大使の奥田紀宏氏などの政府関係者や地元ディーラーなど約400人が出席した。東芝は、アフリカ・中近東地域における製造と販売の両面を強化し、2011年度にアフリカ・中近東地域で液晶テレビ市場シェア15%を目指すとしている。
新製品は、新興国専用モデル「Power TVシリーズ」と「CELL レグザ」のコンセプトを受け継いだ最上位モデル「55ZL800」など、5シリーズ計10モデル。1月下旬から順次投入する。
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