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録画機ユーザーの不満、第1位は「一度に録画できる番組数」――アイシェア調査
アイシェアが、録画テレビとレコーダーに関する意識調査の結果を発表した。8割以上の人がレコーダーあるいは録画テレビを所有。そのうち4割は複数台の録画機を持っていた。
アイシェアは12月15日、録画テレビとレコーダーに関する意識調査の結果を発表した。20代から60代の男女832名に調査を行ったところ、81.5%にあたる678名がテレビとレコーダー、または録画機能付きテレビを所有していたという。
レコーダー所有者を対象に行った詳細調査では、4割の人が複数台のレコーダーを所有。そのうち半数強が録画するコンテンツによって使い分けをしていると回答した。一方、レコーダーを持っているものの「自分で録画(操作が)できない」という回答が全体の7.1%、女性に限ると9.9%と1割近くに上った。また、録画できる人でも27.3%が「すべての機能を使いこなせてはいない」と回答している。
自力で録画できるユーザーが抱えている不満・悩みは、「一度に録画できる番組数が少ない」(25.6%)が最も多く、「録画した番組を見る時間がとれない」(23.8%)、「容量が少なく長時間録画できない」(23.7%)が続いた。
調査では、ユーザーが求める理想のレコーダーについても聞いた。回答には、「機械オンチでも簡単に録画できる」「必要最低限の機能にしてほしい」というシンプルなレコーダーを求める声が多かった一方で、大容量HDDや複数番組の同時録画に対するニーズも高かった。さらには「すべての番組が24時間録画されて後から見たい番組を選べる」という“全録”機能を求める声もあったという。
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