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イーケイジャパン、プリント基板を採用した真空管アンプ入門キットを発売
イーケイジャパンは、真空管アンプの入門キット「TU-8100」を発売した。オプションとして、ドレスアップパーツのセット「OP-8100」も用意。
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イーケイジャパンは、真空管ステレオパワーアンプの入門キット「TU-8100」と、ドレスアップオプションセット「OP-8100」を6月4日に発売した。アンプキットは2万4990円、オプションセットは1260円だ。
初心者でも組み立てられるよう、複雑な配線の引き回しを必要としないプリント基板を使用したステレオパワーアンプキット。真空管は、オーディオ用として設計された「PCL86」(14GW8)を使用しているが、内部ジャンパーの切り替えにより、「ECL86」(6GW8)も使用できるという。
電源をマイコンで制御。電源オン時にヒーター電源をソフトスタートした後、真空管用のB電源をソフトスタートさせる「真空管にやさしい制御」(同社)を行う。またマイコンが各部の電圧を監視し、異常が発生した場合は電源を遮断、LEDの点滅で注意を促す機能も備えた。
入力はRCAジャックおよび3.5ミリミニジャック(前面)、電源には12ボルトのACアダプターを使用し、本体内の昇圧インバーター回路で真空管用の高電圧を作り出すことにより、電源トランスと出力トランス間の電磁誘導によるハムノイズをなくしたという。
本体サイズは、突起部を含め142(幅)×136(高さ)×178(奥行き)ミリ、重量は約1.8キロ(ACアダプター含まず)。使用真空管はPCL86(14GW8)×2。定格出力は2ワット×2。インピーダンス4〜8オームのスピーカーを利用できる。
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