ARモンスターを撃ちまくれ! タカラトミーアーツ「モンスターシューティングリアル」:橘十徳の「自腹ですがなにか?」(2/2 ページ)
タカラトミーアーツの「モンスターシューティングリアル」はカメラで撮影した室内の映像にモンスターを重ね合わせて表示し、シューティングを楽しめるトイガン。自分の部屋をバトルフィールドにして撃ちまくれば、ストレス解消間違いなし!
スキャンする映像によってクエストが決定
ゲームは、課題に沿って進める「クエストモード」と、トレーニング用の「トライアルモード」の2つ。トライアルモードでは90秒以内にできるだけ多くのモンスターを倒す「タイムトライアル」と、20匹のモンスターをすばやく倒す「スピードトライアル」の2種類が用意されている。
クエストモードは部屋をスキャンすることでクエストが発生する。スキャンする場所によってクエスト内容に違いが出るのだが、どうやら色で判断しているらしい。
クエストの内容が表示されたらトリガーを引けばスタート画面となる。部屋の画像にARでモンスターが次々と表示されるので、ひたすら撃ちまくる。画面の左上にレーダーが表示されるので、モンスターが画面に映らない場合はここを見れば位置を確認できる。
武器については、威力が普通で当てやすく使いやすい「ピストル」と、威力は高いが反動が大きい「マグナム」、多くの弾を連続で発射できる「マシンガン」の3種類で、バトルの状況に応じて「A」ボタンで切り替えられる。
ゲーム中は、ある程度弾を撃つと弾切れになるので、リロード(弾の補充)をする必要がある。リロードをするには、「R」ボタンを押すか銃を縦に軽く振ればOKだ。
序盤はザコモンスターをひたすら撃ちまくり、ある程度の数を倒すと次のミッションに進む。岩を狙って砕いたり、パネルを番号順に撃ったり、宝箱から鍵を探したりするミニゲームをクリアすればボス戦だ。そしてボスを倒せば見事ゲームクリアとなる。
いつもと違う場所で遊べば気分も変わる
銃を撃ったり、敵から発射された弾がこちらに当たったりするとバイブレーションが起こり、なかなか興奮する。倒したモンスターはアルバムにコレクションすることが可能で、すべてのモンスターを倒して図鑑を完成させることが目標となる。
液晶画面はそれほど大きくないが、ARで室内の様子がそのまま映し出されるせいか、狭さはあまり感じない。モンスターも色々なデザインがそろっており、ザコ戦とボス戦の合間のミニゲームもバラエティに富んでいる。
ARということで、同じ場所でプレイする限りは背景がいつも同じとなるが、逆にいつもと違う場所でプレイすれば、それだけで新鮮な気持ちで遊べるというメリットもある。リビングや書斎だけでなく、風呂場や台所に移動して遊んだり、ときには外に持って出かけたりしても面白いかもしれない。
モンスターをコレクションする「HUNTING FILE」というコーナーを見ると、モンスターの種類は全55種類のようだ。これくらい多彩なら、集め甲斐もあるというもの。あと、ゲーム中に漂っているアイテムを撃つことで、爆弾などの武器が使えるようになるほか、ゲームが進むにつれて新たなガンが出現する可能性もあるという。
銃を振り回しながら思う存分に敵を撃ちまくれるこのオモチャ、値段が少々高いことに納得できるのであれば、子どもの頃に鉄砲ごっこが好きだった人にはおすすめだ。忙しい人のストレス解消にも最適だと思う。
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