ニュース
DLPA、外付けHDDの録画データ救済サービス拡大に向けたガイドライン
一般社団法人デジタルライフ推進協会は、「録画番組の救済サービス」の拡大を目指し、メーカーや修理業者向けのガイドラインを策定した。
一般社団法人デジタルライフ推進協会(DLPA)は、USB外付けHDDへの録画に対応したデジタルチューナーが故障した場合でも、録画したテレビ番組を引き続き視聴できるようにする「録画番組の救済サービス」の拡大を目指し、メーカーや修理業者向けのガイドラインを策定した。
DLPAは、昨年4月に救済サービスを企画提案。加盟企業のアイ・オー・データ機器とバッファローが既にサービスを提供している。救済の対象は、両社とも自社製デジタルチューナーと自社製外付けHDDの組み合わせ。「デジタルチューナーの故障個所によっては、基板交換などにより修理後に録画番組が視聴できなくなるケースがある。それを修理後でも視聴できるようにするサービス」(アイ・オー・データ機器)。
今回のガイドラインには、録画データ救済サービスの内容をはじめ、サービス受付や作業にあたっての規定が盛り込まれた。DLPAでは、「ほかのメーカーにも救済サービスを広め、拡大することが目的」としている。
関連記事
- DLPA、DTCP+準拠のリモートアクセス機能でガイドラインを策定
一般社団法人デジタルライフ推進協会は、外出先から自宅のNASにアクセスし、録画番組などを視聴するための共通仕様「リモートアクセスガイドライン」を策定した。 - 外出先から録画番組を視聴できる「DTCP+」、デジオンも本格展開
DTCP+のリモートアクセス実用化に向け、DLPA参加メーカーが一斉に動き出した。デジオンは、DTCP+対応の「DiXiMリモートアクセスサービス」を発表した。 - バッファロー、DTCP+準拠のNASを今春発売
バッファローは、DTCP+のリモートアクセスに対応するNAS「LS300AVシリーズ(仮称)」を今春発売する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.