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スタジオマスターと同等の階調表現! パナソニック「DMR-BZT9300」が「マスターグレードビデオコーディング」に対応へ
パナソニックは、Blu-ray Discレコーダー“ディーガ”のフラグシップモデル「DMR-BZT9300」が、最大36bitの高階調映像を実現する新技術「マスターグレードビデオコーディング」に対応すると発表した。
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パナソニックは4月10日、Blu-ray Discレコーダー“ディーガ”のフラグシップモデル「DMR-BZT9300」が、最大36bitの高階調映像を実現する新技術「マスターグレードビデオコーディング」に対応すると発表した。6月中旬に放送波ダウンロードでバージョンアップを実施する。
通常のBDは、ブルーレイディスク規格に基づく24bit階調で記録されている。しかしパナソニックが新たに開発した「マスターグレードビデオコーディング」では、同規格に準拠しながら独自のビット拡張データをディスクに追加記録することで、最大36bit(Y/Cb/Crが各12ビットの4096階調)の階調表現を可能にするという。「スタジオマスターと同等の滑らかで質感豊かな高階調映像を楽しめる」(同社)。
再生には対応する再生機器とコンテンツが必要だが、DMR-BZT9300が初の対応機器となる。一方のコンテンツは、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが販売しているスタジオジブリ作品「となりのトトロ」「火垂るの墓」「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」が既にこの技術に対応しているほか、7月17日発売予定の「紅の豚」も対応する予定だという。
パナソニックでは、同技術を採用したBDソフトと再生機器の拡充を図っていくとしている。
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