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ビデオリサーチがラジオの聴取率調査――若い男性の聴取率が上昇傾向に
ビデオリサーチは、首都圏、関西圏、中京圏の2013年4月度ラジオ聴取率調査を実施した。この1年間で20代男性の聴取率は上昇を続けており、1日あたりの聴取時間量も増加したという。
ビデオリサーチは、首都圏における自主ラジオ個人聴取率の2013年4月度調査結果を5月17日に発表した。調査は年6回偶数月に実施しているが、過去1年間の調査結果から20代男性のラジオ聴取率が上昇していることが分かった。
1週間のうちラジオを聞いた人はおよそ3人に2人となる63.9%。1週間累積の平均聴取時間は13.6時間で、1日あたり2時間近いとう結果が出た。このうち20代男性に限ると1日あたりの平均聴取時間は99分となるが、2012年4月調査の65分から34分も増加したという。
このほか、ラジオを聞く場所は、自宅内が52.4%、車内が28.2%、車内以外は19.4%となった。
対象エリアは東京駅を中心とする半径35キロ圏。調査期間は4月15日〜4月21日で、調査方法は期間中の調査票を一括郵送・回収する日記式郵送留置調査となっている。調査対象は12才〜69才の男女3000人となっており、うち有効標本数は2841人だ。
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