エミライが新進国内ブランド「逢瀬」の取り扱いを開始、第1弾はパワーアンプ
エミライが日本に本拠を構えるオーディオブランド「逢瀬」の音響機器の取り扱いを開始する。第1弾はボリューム付きパワーアンプ「WATERFALL Compact」。
エミライは5月31日、日本に本拠を構えるオーディオブランド「逢瀬」の音響機器の取り扱いを開始すると発表した。第1弾としてボリューム付きパワーアンプ「WATERFALL Compact」(型番:AUS-WFC1)を6月3日に発売する。
逢瀬は、電子工学のエンジニアであり、現役のアーティストでもある月岡政彰氏が2013年に設立した新進オーディオメーカー。“音楽的芸術性の追求”という目標を掲げながらも、物量に頼らない設計を目指しているという。製造は一貫して国内で行う。
WATERFALL Compactは、心臓部に蘭HypexのUcDモジュールをカスタマイズしたディスクリートタイプのクラスDパワーアンプを使用。クラスDアンプでありながら低ひずみ、低ノイズを実現し、チャンネルあたり115ワットの連続出力が可能だという(4オーム時)。
入力端子はアナログRCAのみ。本体サイズは220(幅)×265(奥行き)×59(高さ)ミリ。重量は2.3キログラム。20台限定販売で、価格は15万7500円となっている。
また、今後の製品として、DAC内蔵のインテグレーテッドアンプ「WATERFALL Integrated」(AUS-WFI1)を秋頃に投入する計画だ。逢瀬の次世代メインストリームモデルと位置づけられているデジタルプリメインアンプで、同じくUcDモジュールによるディスクリートパワーアンプを搭載し、デュアルモノ構成のDACと組み合わせた。
デジタル入力は、USBが1系統、同軸/光デジタルが各1系統、XLR1系統。またRCAステレオ2系統のアナログ入力も備える。本体サイズは、340(幅)×74(高さ)×290(奥行き)ミリ。重量は4キログラム。
関連記事
- OPPO Digital、日本限定モデル「BDP-105JP/103JP」を発売
OPPO Digital Japanは、Blu-ray Discプレーヤー「BDP-105JP」および「BDP-103JP」の取り扱いを開始する。無線LANアダプターも同梱(どうこん)。 - かな〜り欲ばりなUSB DAC、「CONCERO」を試す
エミライが取り扱うResonessence Labsの「CONCERO」は、かなりユニークな製品だ。192kHz/24bit対応のUSB DACとして使えるのはもちろん、USB DDC、あるいはS/PDIF入力のDACとしても活用できる。 - PCオーディオ好きにも勧めたいユニバーサルプレーヤー、OPPO「BDP-105」
米OPPO Digitalの新しいユニバーサルBDプレーヤー「BDP-105」をぼくの部屋に迎え入れた。BDP-105には従来機「BDP-95」から新しいフィーチャーが加わり、その変身ぶりがまた興味深い。 - エミライ、香港AURALiCの192kHz/32bit対応USB DACなど4製品を取り扱い開始
エミライは、香港を拠点としたAURALiC製のUSB DAC「ARK MX+」、ヘッドフォンアンプ「TAURUS」、プリアンプ「TAURUS PRE」、パワーアンプ「MERAK」を取り扱い開始する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.