e-onkyo music、メジャーレーベル4社のハイレゾ音源50タイトル以上を一挙配信スタート:高中正義やR.E.M.の名作も
e-onkyo musicが久々の大型追加配信をスタート。ユニバーサル、EMIクラシックス、ワーナー、キングレコードから50タイトル以上が配信される。
オンキヨーエンターテインメントテクノロジーは6月26日、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」において、ユニバーサル、EMI、ワーナー、キングレコードのハイレゾ音源50タイトル以上を配信開始した。5月中旬の全面リニューアル後、初のメジャーレーベル大型追加配信となる。
ユニバーサルミュージックからは、高中正義の4タイトルを含む8タイトルが登場。高中作品はキティからポリドール時代に残された名盤の最新デジタル・リマスターで、同時発売のSHM-CDと平行して制作された96kHz/24bit版だ。「SHM-CDと聞き比べると、それぞれの良さを分かりやすく実感できる」(同社)という。
EMIクラシックスは、サー・エイドリアン・ポールト指揮/ロンドン・フィルハーモニー交響楽団の「ホルスト:惑星」や、サンソン・フランソワによる「ラヴェル:ピアノ協奏曲」など、24タイトルの名盤を追加した。すべて英アビィ・ロード・スタジオでリマスターされた際の96kHz/24bitデジタルマスターを使用している。
ワーナーミュージックからは、オルタナティブ・ロック・バンドの代表格、R.E.M.の名作群が登場。トリプル・プラチナム・ディスクに輝いた「Green」や、1991年にBillboardアルバムチャート1位を獲得した「Out of Time」など6アルバムをラインアップする。
キングレコードからは2つの最新アルバムが登場。1986年結成の「チキンシャック」が23年ぶりにリリースしたアルバム「CHIKENSHACK VII」、および1999年に若干17歳でデビューした天才ギタリスト・木村大の最新アルバム「HERO」を配信する。
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