KDDIの「Smart TV Box」がJ:COMのIP-VoD「milplus」に対応
KDDIがケーブルテレビ事業者向けに提供予定の次世代セットトップボックス「Smart TV Box」に、IP-VoDサービス「milplus」が導入される。
KDDI、ジュピターテレコム(J:COM)、ジュピターエンタテインメントの3社は、KDDIが2013年秋に提供する次世代セットトップボックス「Smart TV Box」が、IP VoDサービスの「milplus」(みるプラス)に対応すると発表した。
Smart TV Boxは、昨年夏にKDDIが発表したAndroid搭載のケーブルテレビ事業者向けセットトップボックス。日本ケーブルラボの技術仕様に準拠しており、地デジ/BS/ケーブルテレビ放送を受信できるほか、内蔵無線LANを介して各種インターネットコンテンツも利用できる。
一方のmilplusは、ジュピターテレコムがケーブルテレビ事業者向けに提供しているIPベースのVoD(ビデオ・オン・デマンド)サービス。6月のサービス発表時に対応を表明したZTVに加え、入間ケーブルテレビ、東松山ケーブルテレビ、ゆずの里ケーブルテレビなど11のCATV事業者が採用を決定しており、来春までに順次サービスを開始する予定だ。
加入者がテレビでコンテンツを視聴する際には専用のIP STBが必要だが、今回の発表によりSmart TV Boxでもmilplusが利用できるようになった。ケーブルテレビ事業者には、Smart TV Box 1台で多チャンネル放送とIP VoDの両方を提供できるメリットがある。
milplusでは、番組ごとに購入できる約1万本のコンテンツ(105円〜)のほか、5000本以上の番組を定額で視聴できる「見放題パックプライム」(月額980円)、アニメやスポーツなどジャンルに特化した「見放題パック ジャンル」(月額1050〜2400円)などを用意。画質は番組によってHD(720p)もしくはSDとなる。
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7月の発表から約3カ月。CEATEC JAPAN 2012にて、Android 4.0搭載のセットトップボックス「Smart TV Box」の詳細があらためて発表された。KDDIのブースではSmart TV Boxのインタフェースや映像コンテンツを試せるデモも実施している。
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