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オラソニック、「音茶楽」とのコラボによるカナル型イヤフォン「TH-F4N」を発売
Olasonic(オラソニック)ブランドのオーディオ製品を展開する東和電子は、「音茶楽」とのコラボレーションによりカナル型イヤフォンを投入する。
Olasonic(オラソニック)ブランドのオーディオ製品を展開する東和電子は8月7日、カナル型イヤフォン「TH-F4N」を発表した。「音茶楽」とのコラボレーションで生まれたダブルブランドのイヤフォンだ。10月上旬にオープンプライスで発売する。店頭では4万8800円前後になる見込みだ。
音茶楽が特許を持つ「ツイン・イコライズド・エレメント方式」により、カナル型イヤフォン特有の高域ピークを抑えたイヤフォン。10ミリ径のダイナミック型ユニットを片耳に2個用いて対向配置。エレメント(ドライバー)間を外耳道の長さに合わせた位相補正パイプで接続することで不要な高音のピークを抑える仕組み。「耳に優しく心地よい音を実現した」(同社)という。
ベースになったのは音茶楽が春に発売した「Flat-4 KURO」で、オラソニックが音質チューニングを行った。周波数特性は3.5Hz〜3万5000Hz。インピーダンスは18オームで、感度は104dBとなっている。
コードは1.2メートルのY型。コンプライフォームイヤーチップのM/Lサイズ(Mは本体に装着)、クロス、収納缶などが付属する。
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