マクセル「SoundBoard」に60V型まで対応する「MXSP-SB3000」が登場:テレビを載せるスピーカー
日立マクセルは、テレビ用サラウンドスピーカー「SoundBoard」(サウンドボード)の新製品「MXSP-BS3000」を8月25日に発売する。より大型のテレビに対応したほか、Bluetoothも内蔵。
日立マクセルは8月20日、テレビ用サラウンドスピーカー「SoundBoard」(サウンドボード)の新製品「MXSP-BS3000」を発表した。8月25日に発売する予定で、価格はオープン。店頭では4万円前後になる見込みだ。
昨年発売した「MXSP-BS1000/BS2000」の上位モデル。ボード型の本体に薄型テレビを“載せる”サラウンドスピーカーで、見た目をスッキリとさせながらサウンドバータイプに比べてエンクロージャーの容積を稼ぐことができる。また、底面に2基のサブウーファーを搭載した一体型になっている。
MXSP-BS3000のサイズは、930(幅)×390(奥行き)×78(高さ)ミリ、重量は8.4キログラム。テレビの大画面化に伴い、60V型までの薄型テレビ(耐荷重60キログラム、テレビの脚サイズが幅640×奥行380ミリまで)に対応したほか、Bluetooth 4.0をサポートしてスマートフォンやタブレットから楽曲のワイヤレス再生が行えるようになった。コーデックは、通常のSBCに加えてapt-Xに対応しているため、対応デバイスとの組み合わせなら低遅延・高音質の再生が行える。また本体正面にUSB電源出力(5ボルト、1アンペア)を備えている。
フロント用に40ミリ径のフルレンジスピーカーを4基搭載し、各チャンネルを30ワットのフルデジタルアンプで駆動する。底面のサブウーファーは70ミリ径(2基)で、アンプの出力は70ワット。フロントサラウンド技術には「SRS 3D」を採用し、低音を強化する「SRS TruBass」や実際のスピーカー位置よりも上方に音像を移動させる「SRS Focus」で臨場感あふれる音場を再生するという。
入力端子は、HDMI3系統、光/同軸デジタルおよび3.5ミリアナログミニジャック。HDMI出力はARC(オーディオ・リターン・チャンネル)をサポートしており、対応するテレビとの組み合わせでは接続がHDMIケーブル1本で済む。リモコンのほか、ACアダプター、ステレオRCAピンケーブル、3.5ミリステレオミニケーブル、すべり止めシートが付属する。
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