VHSや8mm系ビデオも、ホームビデオをデジタル化するサービス「思ひ出シアター」
古いメディアから映像をデジタル変換し、DVDやBD、クラウドへ保存するダビングサービスが登場。クラウドサービスはタブレットからの利用も可能だ。
クライムは、過去のさまざまなメディアに録画された映像をタブレットなどで利用しやすいデータに変換するサービス「思ひ出シアター」を10月4日に開始する。
VHSや8mm系テープメディアなど、ホームビデオの撮影に利用していたものの再生機器が既に手元にないという人に向けたサービス。サービスメニューはデジタル化後に光学メディアへ保存する「DVD/BDダビングサービス」と、ストリーミング再生できるデータ形式にした上でクラウド上へ保存する「クラウドダビングサービス」の2種類だ。
クラウドダビングサービスでは、ファイルにタイトルを表示することで、見たい映像を簡単に探し出せるようになる。どのメディアに何の映像が記録されているのかが分からない状態で利用すると、映像の整理も行える仕組みだという。タブレットやスマートフォンからのストリーミング視聴、ダウンロード、友人や親戚との共有が容易に行える。
オプションとして、複数の光学メディアにダビングする焼き増しサービスや、原本1本あたり最大10カ所まで指定してのチャプター挿入サービス、傷んだビデオテープの修理サービスなども用意している。
対象となる変換元メディアはVHS/S-VHS/VHS-C/S-VHS-C/MiniDV/Hi8/Video8/Digital8/ベータ/MicroMV/HDV/HDD。さらにSDカード/microSD/miniSD/メモリースティック/メモリーステックデュオ/メモリースティックマイクロ/コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ/スマートメディア/USBフラッシュメモリにも対応する。
利用料金は120分あたりで、DVD/BDダビングサービスが1575円。クラウドダビングサービスは2205円だ。クラウド上の保管サービスを2カ月目以降も利用する場合、別途利用料金が必要となる。
なお、ヤマダ電機と業務提携したことで、サービス利用時の決済方法としてヤマダポイントが利用可能になっている。ヤマダ電機店頭でのリーフレット配布やプロモーション協力も実施される予定だ。
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