ソニーが密閉型ヘッドフォン2機種を発表、BluetoothとNCを搭載したモデルも
ソニーは、ヘッドフォンの新製品「MDR-ZX750」および、同機をベースにBluetoothやノイズキャンセリング機能を追加した「MDR-ZX750BN」を発表した。
ソニーは1月21日、ヘッドフォンの新製品「MDR-ZX750」および、同機をベースにBluetoothやノイズキャンセリング機能を追加した「MDR-ZX750BN」を発表した。いずれも2月14日に発売する予定で、価格は「MDR-ZX750」が1万500円(税込み)。「MDR-ZX750B」はオープンプライスで、店頭では1万8000円前後になる見込み。
「MDR-ZX650」の後継機となる密閉ダイナミック型ヘッドフォン。耳の形状に合わせたオーバル型のイヤーパッドを採用し、従来より密着するようにした。単に装着性が向上しただけではなく、「低域がダイレクトに伝わるようになる」という。また独自のハンガー構造によりハウジングの回転軸を内側に向けた「インワードアクシスストラクチャー」も装着安定性の向上に貢献する。
ドライバーは40ミリ径で、ネオジウムマグネットを採用。また従来は高級機にだけ搭載されていた「ビートレスポンスコントロール」を備えたのも特長だ。ハウジング上に設けられたポート(通気孔)により、低域再生における通気抵抗をコントロール。低域の過渡特性が改善され、「例えばバスドラムのドン、ドンという音の始まりと終わりが正確に表現できる」(同社)という。
コードは片出しスタイルで、絡みにくいセレーションコードを採用。持ち運びに便利なスイーベル機構も備えた。重量は約205グラム。
一方の「MDR-ZX750BN」は、ドライバーなどの音響面、スイーベル機能などは「MDR-ZX750」と共通ながら、Bluetooth 3.0に対応したワイヤレスモデルだ。スマートフォンやウォークマンからの楽曲再生に加え、内蔵マイクを使ってハンズフリー通話も可能。NFCもサポートしているため、対応端末との組み合わせならワンタッチで接続や切断が行える。
コーデックはaptXやAACをサポート。また付属のコードを使って通常のヘッドフォンとしても利用することもできる。
デジタルノイズキャンセリング機能は、ボタン1つで周囲のボタンを分析し、動作モードを自動選択する「Aiノイズキャンセリング機能」で、周囲の騒音を約98%低減するという。内蔵バッテリーでノイズキャンセリングだけを使用した場合は、約24時間の連続駆動が可能だ。
本体重量は約230グラム。1.5メートルコードなどが付属する。
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