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お茶を丸ごと栄養に――シャープが「ヘルシオ お茶プレッソ」を発売
シャープは、「ヘルシオお茶プレッソ」を4月25日に発売する。「お茶うす」を搭載し、茶葉を“挽く”から“沸かす”、“点てる”までを行うお茶メーカーだ。
シャープは3月27日、“ヘルシオ”ブランドのお茶メーカー「ヘルシオお茶プレッソ」(TE-GS10A-B/W)を発表した。茶葉を挽いて粉末状にすることで、お茶の栄養素をまるごと摂取できるヘルシーなお茶が楽しめるという。オープンプライスで4月25日に発売する予定だ。
茶葉をきめ細かいパウダー状に挽(ひ)くことができる「お茶うす」を搭載。セラミック製の小型臼(うす)は毎分約100回転とゆっくり回ることで摩擦熱を抑え、茶葉に含まれる栄養成分をほとんど壊さない。また、茶殻となる分までお茶にするこため、急須でお茶をいれる場合と比べてカテキンを約1.9倍多く含むとともに、急須でいれたお茶にはほとんど含まれないクロロフィルや食物繊維などを含んだ栄養価の高いお茶ができるという。
臼で挽いた茶葉は約20マイクロメートルの粉末状になる。一方、本体背面のタンクでは水を一度沸騰させてカルキ成分を除去。その後、粉末茶に適した温度まで冷まし、「回転はね」を使って粉末状のお茶とかき混ぜる仕組みだ。「茶筅(ちゃせん)で点(た)てるようにムラなくかき混ぜる。1台で茶葉を“挽く”から“沸かす”、“点てる”までを行うお茶メーカー」(同社)。なお、挽いた粉末茶は、ラテなどの飲み物や、料理、お菓子などにも活用できるという。
本体サイズは220(幅)×207(奥行き)×277(高さ)ミリ。重量は約2.6キログラム。お茶うす専用の清掃用ブラシ、お茶スプーン、メニュー集などが付属する。
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