バッテリーを本体から取り外して充電、シャープの新コードレスサイクロン掃除機「FREED」
シャープは、バッテリーが脱着可能なスティックタイプのコードレスサイクロン掃除機「FREED」(フリード)を発表した。本体ごとコンセントの近くに置く必要がない。
シャープは5月14日、スティックタイプのコードレスサイクロン掃除機「EC-SX200」を発表した。愛称は「FREED」(フリード)。5月下旬に発売予定で、価格はオープン。店頭では5万5000円前後(税別)になる見込みだ。
リチウムイオンバッテリーを掃除機本体から取り外し、付属の充電器で充電できる「セパレート・チャージ」を新たに採用。これまでは本体ごとコンセントのある場所に置く必要があったが、新製品では本体をクローゼットや押し入れなどに収納しておけるという。バッテリーは約80分間の急速充電で最長約20分間の使用が可能。また追加バッテリー(8000円、税別)をオプションとして用意することで長時間使用のニーズにも応える。
モーターユニットは、従来モデル「EC-DX100」(約700グラム)と比較して約60%軽量化した約280グラムながら、従来機同様の高い吸じん性能を実現したという。また、じゅうたん、畳、フローリングを自動的に見分け、吸引力とブラシの回転数を自動調整する機能を搭載。グリップ位置を変えられる「ラウンドハンドル」と便利なアタッチメントにより、「いつでも。どこでも。だれでも。”ラクラクお掃除”」をうたう。
カラーバリエーションは3色(ゴールド系、レッド系、ブルー系)。外形寸法は約218(幅)×199(奥行き)×1003(高さ)ミリ。重量は約2.2キログラム(吸込口、パイプ、バッテリー含む)。バッテリー、充電器、スタンド用フック、ベンリブラシ、すき間ノズルが付属する。
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