ニュース
水で描いた線路の上を新幹線が走る! 新しい形の鉄道玩具をパイロットインキが開発:東京おもちゃショー2014
鉄道関連のものは子供のあこがれの対象になることが多い。そういう子供に向けた鉄道関連のおもちゃもかなりある。パイロットインキは電車の進路を自由に描ける新しい形のおもちゃを披露した。
パイロットインキは2014年6月12日から東京ビッグサイトで始まった東京おもちゃショーの会場で、シート上に水で描いた線路の上を進む電車型のおもちゃを展示している。
このおもちゃはパイロットインキが販売している「スイスイおえかき」を基にしたものだ。スイスイおえかきは、水を入れたペンでシートに自由に絵や文字を描けるというもの。インクではなく水を使うことで、周囲を汚す心配をなくした。シートに描いた絵や文字は水が乾けばきれいに消えるので、繰り返し使える。
今回展示していた製品は、ペンで描いたルートの水分を電車型のおもちゃが検知し、ルートに沿って進んでいく。これまでの「スイスイおえかき」シリーズと同様、周囲を汚す心配もなく、シートが乾けば繰り返し使える。
この電車型のおもちゃは、ただ進んでいくだけではない。「駅」を検知すると停車し、アナウンスを流す。駅は付属のテンプレートでバーコードのような模様を描くことで作れる。
駅を作るテンプレートは1種類ではない。会場では合計6つのテンプレートを展示していた。それぞれのテンプレートには駅名が書いており、作れる模様もそれぞれ異なる。この模様の違いを検知して駅名を認識し、停車時にアナウンスを流す。
パイロットインキはこの製品を9月に発売する予定。北陸新幹線を模した製品と、東海道新幹線を模した製品を発売する。価格はどちらも6000円(税別)。
関連記事
- 東京おもちゃショー2014:ワールドカップ開幕、おもちゃショーで見つけた応援グッズ?
2014年のキーワードの1つであり、タイミングもぴったりのサッカーワールドカップ。テレビ観戦やパブリックビューイングで役立ちそうな玩具の数々を紹介しよう。 - 東京おもちゃショー2014:やだ、かっこいい――新幹線「E5系」がロボットに変形!
“新幹線がロボットに変形する”という夢を具現化。おもちゃショーで初披露。 - 東京おもちゃショー2013:ついにホビーロボットが“トランスフォーム”する時代に
タカラトミーは、「東京おもちゃショー2013」で新しいホビーロボットの試作機を参考展示した。おなじみの「トランスフォーマー」と「ゾイド」だ。 - 東京おもちゃショー2012:おもちゃショーで見つけた大人も楽しい玩具たち
東京・有明の東京国際展示場で開催された国内最大級の玩具専門展示会「東京おもちゃショー2012」。数多くの新製品の中から、大人も楽しめそうな逸品をピックアップした。 - 東京おもちゃショー2011:迫り来るエイリアンを撃ち落とせ――注目のARシューティング「appBlaster」
ウィズのブースでは、デジタルデバイスと連動したおもちゃが展示されている。中でもARを使ったシューティングゲーム「appBlaster(アプブラスター)」がかっこ良すぎる。動画でチェックしよう!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.