足下に“地球”を眺める体験型宇宙ミュージアム「TeNQ」
東京ドームシティにオープンする「TeNQ」(テンキュー)は、4Kを超える解像度の巨大シアターや壁3面のプロジェクション・マッピングなど、最新技術を駆使した宇宙ミュージアムだ。
東京ドームシティに宇宙ミュージアム「TeNQ」(テンキュー)が7月8日(火)にオープンする。4Kを超える解像度のシアターやプロジェクション・マッピング、球形ロボットを使ったゲームなど、最新技術を駆使して宇宙を身近に感じられる体験型スペースだ。
TeNQがあるのは、東京ドームシティの玄関口にある「黄色いビル」の6階。約2600平方メートルを使い、9つのゾーンを設けた。
シアター「宙(ソラ)」は、直径11メートルの穴から宇宙や地球を“見下ろす”という新コンセプトのシアタースペースだ。映像は4Kを超える解像度で制作され、地球やハワイのマウナロア山で撮影した星空、実際にISS(国際宇宙ステーション)から地球を撮影した実写映像などを見ることができる。
イマジネーションのエリアでは、球体ロボット「sphero」(スフィロ)で遊べる「アストロボール」をはじめ、参加型コンテンツやアートを展示。ゆったりと映像を眺めながら休憩できるレストランもある。
このほか、月面の映像に自分の足跡が残せる「私の足跡」、三日月に座って地球を眺めたり、UFOにさらわれるなど、ユニークなシチュエーションで写真を撮影できるフォトスペースなども用意。さらにオリジナルグッズや宇宙に関連したアイテムが並んだ物販スペース「TeNQ宇宙ストア」もオープンする。
TeNQの営業時間は、平日の11時から21時まで(最終入館時刻は20時)。土日祝日は10時にオープンする。入寮量は一般1800円、学生は1500円、小中学生やシニアは1200円となっている。枚数限定販売の年間パスポートも用意する。
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