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テーマは「4Kから宇宙まで」――三菱電機が「CEATEC JAPAN」の出展概要を発表:CEATEC JAPAN 2014
三菱電機が「CEATEC JAPAN 2014」の出展概要を発表した。テーマは「4Kから宇宙まで」。同社初の4Kテレビ“REAL”「LS1シリーズ」や人工衛星を展示するほか、麻倉怜士氏によるトークセッションなども行う。
三菱電機は、10月7日から幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2014」の出展内容を発表した。今年のテーマは「もっと身近に三菱電機―4Kから宇宙まで、明日を創る三菱電機の技術力―」で、最新の技術や製品を紹介するという。
同社が”最重点展示”と位置付けるステージは、2つのパートから構成される。AVライフを紹介する「REAL 4Kステージ」と人工衛星の活躍を紹介する「宇宙ステージ」だ。また4K対応レーザー液晶テレビを紹介するトークセッションでは、AV評論家・麻倉怜士氏による「三菱REAL 4Kの魅力」、高砂淳二氏による「三菱REAL 4Kでの高解像度な写真の楽しみ方」、ジャズボーカリストSHANTIさんを迎えての「三菱電機オリジナル4Kコンテンツ紹介」を10月11日に実施する予定。
主な展示内容
- 4K対応レーザー液晶テレビ「REAL」LS1シリーズ独自の立体感ある映像の体感展示と、迫力と臨場感のある音を専用シアターで視聴
- オーディオナビシステム「DIATONE SOUND. NAVI(ダイヤトーン サウンド ナビ)」搭載の実車で、DIATONE 音響技術を結集した高音質を視聴
- 車載機器の新しい操作方法を提案する、自動車向け簡単操作インタフェース搭載の試作車で操作体感
- トルコ向け通信衛星「TURKSAT-4A」の大きさを専用ゴーグルで仮想体感
- GPSを上回る高精度な測位を実現する「準天頂衛星」の模型展示と将来の利用例紹介
- 陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)の模型と衛星から観測した実画像展示
- 人工衛星用CFRP(炭素繊維強化プラスチック)複合材料の応用により軽量・高機能を実現した産業用換気扇の展示
- Vehicle to Home(V2H)を実現するEV用パワーコンディショナ実機展示
- 監視カメラによるスマートフォンと連携した顔認証デモ
- 通信機能を一台に集約した通信ゲートウェイ「smartstar」による遠隔監視デモ・粒子線治療装置の模型展示と国内納入事例紹介
なお、同社ホームページに専用サイトが10月1日にオープンする予定だ。
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