完実電気が米Aurisonicsのイヤフォンを国内販売――ハイブリッド型のイヤーモニターなど3機種を発売:秋のヘッドフォン祭2014
完実電気は、米Aurisonics(オーリソニックス)の輸入代理店業務を開始する。ユニバーサルタイプのイヤフォン3機種のほか、交換ケーブル、ハードケースなどを販売する。
完実電気は、米Aurisonics(オーリソニックス)の輸入代理店業務を開始すると発表した。イヤフォン3機種のほか、交換ケーブル、ハードケースなどの周辺機器をラインアップ。「秋のヘッドフォン祭2014」では、中野サンプラザ11階「ブロッサムルーム」で展示を行う。
Aurisonicsは、マスタリングエンジニアとして活躍していたDale Lott氏が2011年に設立したオーディオメーカー。テネシー州ナッシュビルに本拠を置き、プロユースから汎用品、カスタム製品まで幅広く手がけている。
第1弾として投入されるイヤフォンは「ROCKETS」、「ASG1PLUS-BLACK」、「ASG2.5-RED」の3機種。いずれもオープンプライスで11月7日に発売する。
このうち「ROCKETS」は5.1ミリ径ダイナミック型ドライバーを搭載したカナル型イヤフォン。チタン製のシェルにケプラー素材のケーブルを組み合わせた。再生周波数帯域は18〜2万2000Hz、インピーダンスは16オーム、感度は105dB。実売想定価格は2万7500円(税別)となっている。
「ASG1PLUS-BLACK」は、14.2ミリ径ダイナミック型とバランスド・アーマチュア型ドライバーを組み合わせたハイブリッドタイプだ。イヤーモニターとしては珍しい構成で、「ワイドレンジかつ自然な音色を実現した」(同社)という。再生周波数帯域は8〜2万5000Hz、インピーダンスは11オーム、感度は120dB。実売想定価格は4万9800円の見込み。
ユニバーサルタイプのフラグシップモデルに位置づけられるのが「ASG2.5-RED」。14.2ミリ径のダイナミック型ドライバーと2機のBA型ドライバーを搭載し、低域のボリューム調整機構も備えている。再生周波数帯域は8〜2万5000Hz、インピーダンスは41オーム、感度は123dB。実売想定価格は7万4000円となっている。
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