補聴器メーカーが本気でイヤフォンを作ったら? 米BlueGearの「CS-2」をzionoteが限定販売:三日月みたいになりました
zionoteは、米国の補聴器/イヤフォンブランド、BlueGearの製品を2015年から取り扱うと発表した。第1弾として、1月にカナル型イヤフォン「CS-2」を投入する。
zionoteは12月19日、米国の補聴器/イヤフォンブランド、BlueGearの製品を2015年から取り扱うと発表した。第1弾として、1月にカナル型イヤフォン「CS-2」を投入する予定だが、それに先立ち同社直販ストア「zionoteDirect」の登録メンバー限定のモニター販売を同日から開始した。価格は3万6000円(税別)。
CS-2は、三日月のような独特の形状をしたカナル型イヤフォン。BlueGearが補聴器開発で培った技術を応用したもので、さまざまな大きさや形の耳で高いフィット性を実現するという。zionoteによると、初めてCS-2を日本で披露したのは2012年秋のヘッドフォン祭とポタフェス。当時から2年をかけて開発を進めてきたという。
ケーブルは着脱式で、装着時には耳掛け式となる。「耳の後ろからケーブルを回して耳に付け、ケーブルの付け根部分を耳たぶの形に沿って曲げることで、耳の形や大きさに合わせて装着性を向上できる」(同社)という。
ドライバーには、中高域用と低域用のバランスド・アーマチュア型ドライバーを一体化したSonion「Dual Acu-Pass」を採用している。カスタムIEMなどで定評のあるドライバーユニットだ。再生周波数帯域は20〜1万9000Hz、インピーダンスは22オーム、感度は109dB/mW。
本体のサイズは幅と奥行きが60ミリ、厚さは30ミリ。重量は約16グラム。イヤーチップと専用ケースが付属する。
関連記事
- “楽しさ”という名前のイヤフォン――zionoteから「UCT-IM300Aise」登場
zionoteは、韓国UCOTECH(ユコテック)のスマートフォン対応カナル型イヤフォン「UCT-IM300Aise」を発売する。“Aise”は、フランス語で「楽しさ」を意味する。 - zionote、USB入力を光デジタルなどに変換する「CARAT-T4」発売
PCで再生する音をなるべく信号を劣化させることなく、オーディオ機器に送るにはUSB-DACを使う方法のほかに、USB-DDC(Digital Digital Converter)を使うという方法がある。zionoteはUSB-DDCの新製品を発売する。 - izo、ハイエンドヘッドフォンアンプ「iHA-21EX-ZII」を発売
izoは、ハイエンドのヘッドフォンアンプ「iHA-21EX-ZII」を発表した。TI製の「PCM1792A」を採用したDAC内蔵タイプのヘッドフォンアンプだ。 - zionoteがSOtMのDSD対応USB-DAC「sHP-100」を発売――ぴったりのオーディオトレイも登場
zionoteは、韓国SOtM(ソム)のヘッドフォンアンプ搭載USB-DAC「sHP-100」を8月22日に発売する。またSOtM製品にぴったりのオーディオトレイも発売。 - zionote、UCOTECHのハイエンドカナル型イヤフォン「IL300Affetto」を発売
zionoteは、韓国UCOTECHのハイエンドカナル型イヤフォン「IL300Affetto」を8月22日に発売する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.