LG、4K液晶テレビ3シリーズ6モデルを追加投入、計6シリーズ14モデルの液晶テレビを発売:4Kラインアップ強化
LGエレクトロニクス・ジャパンは、4K対応液晶テレビのハイエンドモデル「65UF9500」を含む、全6シリーズ14モデルを2015年4月上旬に発売する。価格は全てオープン。市場想定価格は、4万9800円前後(税別)から。
LGエレクトロニクス・ジャパンは2015年3月25日、液晶テレビ6シリーズ計14モデルを発表した。価格は全てオープン。発売は、4月上旬以降順次。市場想定価格は、4万9800円前後(税別)から。なお、28LF4930のみ、5月上旬発売予定。
今回、4K対応液晶テレビの新シリーズ「UF9500」「UF8500」「UF7700」の3シリーズを追加投入することで、同社の4K対応液晶テレビは全6シリーズ14モデルとより充実したラインアップとなった。
4K液晶テレビ、「UF9500」「UF8500」「UF7700」計3シリーズ
今回追加投入される4K液晶テレビ「UF9500」「UF8500」「UF7700」シリーズは、いずれもエッジ型LEDバックライトを採用した4K対応IPSパネル、視野角±178度とパネル部のスペックは全て共通。また、3シリーズとも「webOS 2.0」を搭載する。3シリーズの主要機能及び、市場想定価格は以下の通り。
| シリーズ | 型番 | 画面サイズ | 画質エンジン/倍速 | MHL | 3D | 市場想定価格(前後、税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| UF9500 | 65UF9500 | 65型 | True 4K Engine Pro/4倍 | 対応 | 対応 | 44万9800円 |
| UF9500 | 55UF9500 | 55型 | True 4K Engine Pro/4倍 | 対応 | 対応 | 32万8800円 |
| UF8500 | 55UF8500 | 55型 | True 4K Engine/2倍 | × | 対応 | 24万9800円 |
| UF8500 | 49UF8500 | 49型 | True 4K Engine/2倍 | × | 対応 | 20万8800円 |
| UF7710 | 49UF7710 | 49型 | True 4K Engine/2倍 | × | × | 17万9800円 |
| UF7710 | 43UF7710 | 43型 | True 4K Engine/2倍 | × | × | 14万9800円 |
ハイエンドモデル「UF9500」は、高画質機能として4倍速相当の「TruMotion 240」、画質エンジンは「True 4K Engine Pro」、さらに一般的な液晶テレビよりも20%以上も色の再現範囲を拡大した「Color Prime(カラープライム)」技術を、唯一の機能として搭載。その他、実用最大出力60ワットのスピーカー(スピーカー×4、ウーファー×2)を採用する他、MHLに対応するなど、他のシリーズと差別化を行った。
ミドルレンジのUF8500では、UF9500シリーズと比較して、画質機能は2倍速相当「TruMotion 120」、画質エンジンは「True 4K Engine」を採用する他、スピーカーを最大20ワット(スピーカー×2)、MHL非対応として機能を抑えた。
また、エントリーモデルUF7700では、UF8500と比較して、画質エンジンはそのままに、3D機能を省いた仕様となっている。
その他液晶テレビ「LF6300」「LF5800」「LF4930」
2K対応「LF6300」「LF5800」シリーズ、1366×768ピクセル対応の「LF4930」の主要構成及び市場想定価格は以下の通り。
LF6300は、この3シリーズの中で、唯一WebOS 2.0搭載モデルとなる。
| シリーズ | 型番 | 画面サイズ | パネル | 画質エンジン/倍速 | 内蔵Wi-Fi | 市場想定価(前後、税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| LF6300 | 55LF6300 | 55型(1920×1080) | IPS | トリプルXDエンジン/2倍 | 搭載 | 14万9800円 |
| LF6300 | 49LF6300 | 49型(1920×1080) | IPS | トリプルXDエンジン/2倍 | 搭載 | 12万9800円 |
| LF6300 | 43LF6300 | 43型(1920×1080) | IPS | トリプルXDエンジン/2倍 | 搭載 | 10万9800円 |
| LF6300 | 32LF6300 | 32型(1920×1080) | IPS | トリプルXDエンジン/2倍 | 搭載 | 7万2800円 |
| LF5800 | 42LF5800 | 42型(1920×1080) | IPS | トリプルXDエンジン/なし | 搭載 | 8万9800円 |
| LF5800 | 32LF5800 | 32型(1920×1080) | IPS | トリプルXDエンジン/なし | 搭載 | 6万2800円 |
| LF4930 | 28LF4930 | 28型(1366×768) | 非公開 | トリプルXDエンジン/なし | 別売 | 5万4800円 |
| LF4930 | 22LF4930 | 22型(1366×768) | 非公開 | トリプルXDエンジン/なし | 別売 | 4万9800円 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
LGエレ、ついに国内で有機ELテレビを発売――4K&曲面タイプの55V型から
LGエレクトロニクス・ジャパンは、5月から4K対応の曲面有機ELテレビを日本国内で販売する。慶甲秀社長は、有機ELテレビを「夢のテレビ」と表現した。
ハイレゾ対応ポタアン検証:ハイレゾ対応、超多機能な“リアルモバイル”ポタアン「SoundBlaster E3」をしゃぶり尽くす
「Sound Blaster」シリーズを擁するクリエイティブからポタアンが登場した。今回はハイレゾ対応のエントリーモデル「SoundBlaster E3」を取り上げ、オーディオメーカーにはあまり見られない機能を含めて紹介していこう。
韓国LG Electronics、有機ELと4Kの「デュアルプレミアム戦略」を推進
LG Electronicsが2015年のテレビ新製品を発表。有機ELテレビは、従来の5モデルから10モデルへと倍増した。
Android版「HF Player」はどこまで“使える”か?――6台のスマホと4台のポタアンでハイレゾ再生を徹底チェック
オンキヨー「HF Player」のAndroid版が正式版になった。Android端末でハイレゾを楽しみたいユーザーには注目のリリースといえるが、多彩なハードウェアが存在するAndroid版は、iOS版ほど簡単な状況ではない。手持ちのスマホとポタアンを総動員してチェックした。
麻倉怜士のデジタル閻魔帳:HDRが映画を変える――2015 CES振り返り(後編)
DVDやBDへの進化では、解像度の向上以外のインパクトは小さかったが、HDRが導入される4K対応Blu-ray DiscやVoDでは、よりディレクターズ・インテンションに忠実な映像を見られる可能性が高いという。AV評論家・麻倉怜士氏に詳しく聞いた。

