じめっとした梅雨にぐっすり眠る方法は? レイコップが“正しいふとんケア”を伝授:裸で寝るのはNG
高温多湿な梅雨の時期、睡眠の質を向上させるにはどうすればいいのか。ふとんクリーナーでおなじみのレイコップ・ジャパンが正しいふとんケアの方法を教えるセミナーを開催した。
まだ5月も半ばであるが、東京は早くも真夏日を記録して蒸し暑い日が続いている。さらにこれからはじめじめとした梅雨の季節になり、寝苦しい毎日になりそうだ。また、高温多湿な梅雨の寝具はダニやカビの温床になる。
考えるだけで憂うつになりそうないや〜な季節にぐっすり眠るためには、どうすればよいのだろうか。国内で300万台以上のふとんクリーナーを売り上げたレイコップ・ジャパンは5月14日、梅雨のふとんケア対策セミナーを開催。快適な睡眠には適切なふとんケアが欠かせないという。誰もが手軽に実践できる方法も含め、専門家たちが解説した。
「裸で寝るのはNG」「見た目がきれいなふとんでもダニはいる」
じめっとした梅雨はなんとなく寝つきが悪いと感じている人は多いだろう。睡眠評価研究機構代表 白川修一郎氏は、その理由を湿度と睡眠の関係をひもときながら説明した。
白川氏は「適切な睡眠を取るには、規則正しい生活や体温リズム、快適な睡眠環境が必要だが、梅雨はそれらの条件がそろわず、睡眠が悪化しやすい」と話す。高温多湿な梅雨は日照時間も短い。ヒトは室温28度以上では熱放散ができず、湿度70%以上だと汗の気化もできない。後頭部や枕など寝具との接触面は汗で湿って不快感を伴い、無意識に寝返りが多くなって睡眠の質は悪化するという。裸で寝るとダニのエサになる皮脂が直接寝具に接するので、どれほど暑くても服を着ることが推奨される。
白川氏によると、理想的な睡眠時間は7時間前後。適切な睡眠が取れていないと、免疫低下や脳への悪影響も懸念されるということだ。
家事アドバイザー 藤原千秋氏は、間違った認識をする人が少なくないというふとんケアの正しい方法を解説。ホットミルクを飲んだり、ゆっくりぬるま湯につかったりという寝る前にする対策に比べておろそかにされがちであるふとんケアの必要性を語った。
藤原氏によると、「羽毛ふとんは風通しのいい日陰に干すだけで十分」「梅雨でも湿度が50%以下ならふとんを干すべき」「ハウスダストの原因となるため、干したふとんをたたいてはいけない」「ふとんよりもベッド(マットレス)の方がダニが発生しやすい」などの事実はあまり知られていないという。さらに、「最近は、実はふとんやフローリングにカビが生えてしまって……という相談を受けることが増えており、ふとんにカビが発生している人は意外と多い」と報告。「ヒトは1日に約180ミリリットルの汗をかいており、見た目がきれいなふとんでも実際はダニがわいている場合がある」と語った。ダニやカビが繁殖するとアレルギー症状が起こる原因にもなるが、その原因が寝具にあるとはなかなか自覚しにくいという。
そのほか、今すぐできるお手軽なふとんケアについても言及。「雨でふとんが干せなくても、寝具との接触面を空気にさらすためにベッドカバーや掛けふとんをイスや家具などにかけることが重要。万年床は絶対にNG」と話した。そのほか、エアコン、除湿器、扇風機、ふとん乾燥機などの家電を活用するのも有効で、藤原氏は温風を出すふとんクリーナー「レイコップRP」を私生活で愛用しているという。
2015年2月に発売されたレイコップRPは、約70度の温風でふとんの水分を飛ばす「ドライエアブロー」と、UVランプ(紫外線)を照射しながら毎分3600回の微振動でハウスダストをたたき出して吸引するという「光クリーンメカニズム」を搭載。これまでエントリーモデルの「レイコップ LITE」、スタンダードモデルの「レイコップ RS」がラインアップされていたが、レイコップ RPはプレミアムモデルとして位置付けられる。
梅雨はベランダにふとんが干せないことも多い。また、最近では景観を損ねるという理由からふとんを干せないマンションがあったり、高齢者や妊婦だとふとんを干すことが難しい場合もあったりする。レイコップ・ジャパン プロダクトマネジメント部マーケティング課 三澤郁子氏は「レイコップは人々の健康のために医師が開発したふとんクリーナーであり、特にアレルギーを持っている人などの問題解決に役立つ」と説明した。
総額300万円相当の賞品当たる記念キャンペーン
レイコップは同社製品の累計販売台数が300万台を突破したことを記念し、総額300万円相当の賞品が当たるキャンペーンを実施する。旅行券3万円を100人に、レイコップオリジナル スマホ対応ダニスコープを100人にそれぞれプレゼント。実施期間は5月19日〜7月31日まで。キャンペーンサイトで眠りに関するアンケートに回答して応募できる。
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