いつでもどこでも英会話、カシオからポケットサイズの学習ツール「joy study」登場:外国人観光客も増えてますし
カシオ計算機は、英会話のデジタル学習ツール「joy study」を発売する。通勤や移動時間などちょっとした空き時間に英会話を繰り返し聞くことで各種フレーズを学習できるという。
カシオ計算機は7月30日、通勤や移動時間などちょっとした空き時間に英会話を繰り返し聞くことで各種フレーズを学習できるデジタル学習ツール「joy study」を発表した。9月11日に発売する予定で、価格はオープン。店頭では1万円前後になる見込みだ(税別)。
2.2型のバックライト付きモノクロ液晶を備えたポケットサイズの学習ツール。メーカーシェア1位の電子辞書「EX-word」(エクスワード)で培った英語学習のノウハウを活用したというもので、コンテンツは英語教材本で知られるデイビッド・セイン氏による「デイリースピーキング」4冊分を収録。同氏が提唱する「繰り返し聞いて英文に慣れる」「画面の英文を読みながら聴いて理解する」「声に出して定着させる」という3ステップを手軽に実行できるという。
1回3〜5分間のスキットを343スキット収録(全体で約16時間分)。まず英語だけで3回聞き、その後で英分や日本語の文章を見ながら確認するという手順だ。例文は約3400。各スキットにはラジオドラマ風の効果音なども入れ、「初級レベルからの馴染みやすいショートストーリーで楽しみながら気軽に学習できる」(同社)としている。このほか、センター試験レベルの語彙力が身につく「キクタン」(エントリー、ベーシックの2冊)も収録した。
なお、スマートフォンアプリなどにせず、あえて専用ハードウェアとした理由について同社では、「スマホでは着信やメッセージなど学習をジャマする機能や誘惑も多い。学習に集中するには専用ハードが適している」と話している。
電源には単四形のアルカリ乾電池もしくは充電池(エネループもしくはエボルタを推奨)。アルカリ乾電池で約10時間、充電池では約8時間の連続駆動が可能だ。
本体サイズは68.5(幅)×68(高さ)×16.1(厚さ)ミリ。重量は約75グラム(電池込み)。
関連記事
- 使いこなせてますか?――樫尾俊雄発明記念館で知った電卓にまつわるトリビアのあれこれ
東京理科大学・近代科学資料館では、計算をする道具(電卓)が現在の形になるまでをたどってみた。場所を移して、樫尾俊雄発明記念館では、電卓の“今”について理解を深めてみよう。 - 「計算機」と「小石」の関連は?! 電卓の日を前に電卓の資料館を訪ねてみた
正確に数字を打ち込めば、正確な答えを返してくれる電卓は、事務作業に従事していない人にとっても不可欠なものだろう。いわゆる「計算機」が今のような形になるのにどのような変遷があったのだろうか? 東京理科大学・近代科学資料館でその歴史に触れてきた。 - 親しみやすい天才発明家――カシオ計算機創業者の素顔に触れられる「樫尾俊雄発明記念館」
小型電卓や電子楽器など、生涯で313の特許を取得し、カシオ計算機の礎を築いた樫尾俊雄氏。その功績をしのび、後世に伝える目的で設立された「樫尾俊雄発明記念館」を訪れた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.