実は業界初、タイ語・ベトナム語辞典を収録した電子辞書がカシオから:海外出張、旅行に
カシオ計算機は、電子辞書「EX-word」(エクスワード)の新製品として、タイ語・ベトナム語辞典を収録した「XD-CV810」など6機種を発表した。
カシオ計算機は8月5日、電子辞書「EX-word」(エクスワード)の新製品として、タイ語・ベトナム語辞典を収録した「XD-CV810」など6機種を発表した。価格はオープンで、8月21日に発売する。
「XD-CV810」は、タイ語・ベトナム語のネイティブ発音機能をはじめ、タイ語を文字の形から検索できる機能などを搭載。ASEANの5カ国(タイ語、インドネシア語、ベトナム語、フィリピン語、マレーシア語)および英語の旅行会話集を合計約1万例文収録しており、海外出張や海外旅行をサポートする。
液晶パネルは3.4型(384×216ピクセル)。アルカリ乾電池1本で約100時間の連続駆動が可能だ(英和辞典の訳画面での連続表示時間)。またeneloopなどの充電池にも対応し、この場合は約80時間となる。本体サイズは108.5(幅)×87(奥行き)×19.5(厚さ)ミリ。重量は電池込みで約175グラム。
このほか、中国語に特化した「XD-CV730」、韓国語の「XD-CV760」、英語の「XD-CV900」もラインアップ。収録コンテンツ数はそれぞれ30。本体カラーはすべてシルバーとなっている。
実践的な英会話を学べるビジネスモデルも
ビジネスモデルとして「XD-K8700」および「XD-K6700」もあわせて発売する。「XD-K8700」は実践的な英会話を学ぶことができる「デイビッド・セインのデイリースピーキング」や、録音した自身の発音の解析と具体的な直し方を教えてくれる「発音トレーニング」を新たに収録。豊富な英語系辞書とTOEICやTOEFLの問題集などと合わせて、リーディング、リスニング、スピーキングなどさまざまな面から英語力の向上を支援するという。
コンテンツ数は180。本体カラーはブラック、レッド、コーラルピンク、ターコイズブルーの4色となっている。
一方の「XD-K6700」は初めて「新版 日本三百名山 登山ガイド」や「ヤマケイアルペンガイド NEXT 関東周辺/関西周辺 週末の山登りベスト120」を収録した生活・教養モデルだ。コンテンツ数は140。本体カラーは、ブラック、レッド、シャンパンゴールド、シルバーから選べる。両機種とも本体サイズは148(幅)×105.5(奥行き)×18.5(厚さ)ミリ、重量は約265グラム。
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