エミライ、aurenderのネットワークオーディオトランスポートなど3機種を発売
エミライは、韓国TVLogicのハイエンドオーディオブランド“aurender”の新製品3機種を発表した。
エミライは10月13日、韓国TVLogicのハイエンドオーディオブランド“aurender”の新製品3機種を発表した。11月6日から同社オンラインショップをはじめ、全国のオーディオ専門店、家電量販店などで販売する。
「ARD-N10」は、PCM/DSD出力対応のネットワークオーディオトランスポートだ。4TバイトのHDDと240Gバイトのキャッシュ用SSDを内蔵し、ネットワークオーディオのサーバ、あるいは別途USB-DACを接続してハイレゾ対応のプレイヤーとして利用できる。対応音源は5.6MHzまでのDSDあるいはPCM(DACの性能に依存)。
また背面端子にはギガビットイーサネットやUSB出力のほか、同軸デジタル、光デジタル、AES/EBUを搭載。それぞれDoP(DSD over PCM)によるDSD出力に対応する。希望小売価格は99万9000円(税別)。
「ARD-N100H」は、ハーフサイズ(幅215ミリ)のコンパクトなネットワークオーディオトランスポート。内蔵HDDは2Tバイトで、キャッシュ用として120GバイトのSSDも内蔵した。5.6MHzまでのDSDデータ再生に対応する(PCMはDACの性能に依存)。価格は42万1200円。
「ARD-X725」は、USB-DAC、プリアンプ、パワーアンプの機能を網羅したインテグレーテッドアンプだ。DAC部にはESS Technologyの「ES9018K2M」を採用。最大192KHz/24bitのPCMおよび5.6MHzまでのDSDネイティブ再生が可能だ。上記「ARD-N10」や「ARD-N100H」とUSBケーブルで接続すれば、手持ちのスピーカーでハイレゾ音源を楽しめる。ほかに光デジタル入力(192kH/24bit対応)も備えた。操作は、iPad用/Android用コントロールアプリでも行える。
アンプ部にはICE POWERのアンプモジュールを採用し、出力は各チャンネル100ワットとなっている。価格は35万4000円。
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