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1000nitの高輝度ディスプレイにHDRの実力を引き出す新エンジン、東芝の4Kレグザ「Z20X」シリーズ:音声検索が進化(2/2 ページ)
東芝が4Kレグザ「Z20X」シリーズを発表した。新エンジンやディスプレイを搭載したハイエンドモデルで、65V型/58V型/50V型の3モデルをラインアップする。
音声検索が進化した「タイムシフトマシン」 別売りのオーディオシステムにも注目
放送中の番組をボタン1つで冒頭から見たり、過去番組表から見たい番組をすぐ再生したりできる全録機能の「タイムシフトマシン」も搭載。人物名や番組名のほか、「放送中の番組は?」などと話しかけて目的のコンテンツを探せるように音声検索も進化した。
「NETFLIX」「ひかりTV 4K」「4Kアクトビラ」などの映像サービスにも対応する。リモコンにはNETFLIXボタンを搭載した。
入出力端子は、HDMI入力端子×4、ビデオ入力端子×1、光デジタル音声出力端子×1、ヘッドフォン端子×1、microSDスロット×1、USB端子×4(タイムシフトマシン用×2、通常録画用×1、汎用(はんよう)×1)、LAN端子×1を備える。
65V型モデルの消費電力は467ワット(リモコン待機時0.4ワット)。本体サイズは1461(幅)×327(奥行き)×913(高さ)ミリ、重量は24.5キロ(卓上スタンド含む)。
オーディオ面では、30×96ミリのフルレンジスピーカー2基、直径30ミリのツイーター2基を搭載。総合出力は46ワット(15ワット+15ワット+8ワット+8ワット)。
レグザと合わせて使う別売りのサウンドシステム「RSS-AZ55」も発表した。価格オープンで実売想定価格は3万3000円前後(税別)、11月上旬に発売する。2基の新型フルレンジスピーカーとサブウーファーで構成され、よりパワフルな高音質を再生できる。
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