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環境配慮型の新冷媒を採用したエアコン、三菱重工業から
「ビーバーエアコン」の新製品3シリーズが登場。全機種に環境負荷を抑えた新しい冷媒「R32」を採用した。R32は、地球温暖化係数が従来の「R410A」に比べて約3分の1になるという。
三菱重工業は、家庭用ルームエアコン「ビーバーエアコン」の新製品3シリーズ17機種を発表した。全機種に環境負荷を抑えた新しい冷媒「R32」を採用したのが特徴。R32は、地球温暖化係数が従来の「R410A」に比べて約3分の1になるという。
また全機種でジェットエンジンの翼形状設計に使われる解析技術CFD(数値流体力学)を風路設計に応用しており、少ない電力で大風量を吹き出すことが可能。音や振動を抑え、遠くまで風を届ける。上位2シリーズには「フィルター自動清掃」機能も搭載している。
ラインアップは、高APF(通年エネルギー消費効率、高いほど省エネ)を達成したフラグシップモデル「STシリーズ」6機種、フィルター自動清掃を搭載した高機能モデルの「RTシリーズ」5機種、標準モデルの「TTシリーズ」6機種で、冷房時の適用畳数は6畳から18畳まで。3月上旬から順次発売する予定だ。価格はすべてオープンプライス。
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