ゼンハイザーが昨年秋に発表した「オルフェウス」後継機の世界的な名称が「HE-1」に決定した。昨年10月に日本で行われた独sennheiserの設立70周年記念イベントで披露したハイエンドのヘッドフォンシステム。当時は「HE 1060/HEV 1060」と呼ばれていたが、製品名は「未定」だった。
HE-1は、エレクトロスタティック型(静電型)ヘッドフォンと、専用のハイブリッドアンプを一体化したシステムだ。イタリアのカララ産大理石で作られたボディーや本革製などヘッドバンドなどのぜいたくな仕様に加え、電源を入れるとベース部分から真空管や操作ノブがせり出してくるギミックも注目を集めた。価格は5万ユーロ。
関連記事
- ゼンハイザー、伝説的なヘッドフォンシステム「オルフェウス」の後継機を正式発表――お値段なんと約665万円
独sennheiser(ゼンハイザー)は、ヘッドフォンとヘッドフォンアンプをセットにした高級ヘッドフォンシステム「HE 1060/HEV 1060」を発表した。伝説的なヘッドフォン・システム「Orpheus」(オルフェウス)の後継機となる。 - ゼンハイザー設立70周年、伝説的なヘッドフォンシステム「オルフェウス」復活へ
ゼンハイザーは、設立70周年を記念するライブイベントの開場で「次の大きなマイルストーン」となる特別な新製品をお披露目した。真空管ヘッドフォンアンプとコンデンサーヘッドフォンがセットになったシステムだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.