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さらなる大火力で“かまどごはん”に近づいた――三菱から「本炭釜 KAMADO」新製品
三菱電機は、IHジャー炊飯器「本炭釜 KAMADO」の新製品として、沸騰立ち上げ時の火力を強化し、かまどで炊いたご飯に近づいたという新製品「NH-AW107」を5月21日に発売する。
三菱電機は、IHジャー炊飯器「本炭釜 KAMADO」の新製品として、沸騰立ち上げ時の火力を強化し、かまどで炊いたご飯に近づいたという新製品「NH-AW107」を5月21日に発売する。価格はオープン。店頭では12万円前後(税別)になる見込み。
沸騰立ち上げ時の火力強化により、従来機比で約112%の大火力炊飯を実現(2015年のNJ-AW106形比)。羽釜形状の「本炭釜」と新形状の二重内蓋でふきこぼれを抑制しつつ炊きあげる。炊き上がりの粒感を保ちつつ、みずみずしさを向上。かまどで炊いたごはんと同様の固さと高い含水率を両立したという。
予熱段階で炊飯量を検知することで適切な火力制御を行い、0.5合から5.5合までむらなく炊きあげる。またお米の特性に合わせて火力を調整する「銘柄芳醇炊き」の登録品種を拡大。2015年産米の特Aランクに選定された「青天の霹靂」「ふっくりんこ」「おいでまい」「あきほなみ」「くまさんの力」「なすひかり」を新たに含め、計29品種に対応した。
最大炊飯量は5.5合。本体サイズは285(幅)×320(奥行き)×249(高さ)mm、重量は約5.7kg。
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