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JR新橋駅前に都会のオアシスが誕生――「グリーンエアコン」実証実験:2020年に向けて開発中
2020年に向けてパナソニックが開発している「グリーンエアコン」が、8月にJR新橋駅前の西口広場に設置される。東京都港区と共同で行う実証実験だ。
パナソニックは7月6日、東京都港区と共同で「グリーンエアコン」の実証実験を開始すると発表した。新橋駅前の西口広場に2020年に向けてパナソニックが開発している屋外用ドライ型ミスト発生機を設置。屋外での冷却性能や効果を検証する。
ドライ型ミストとは、ごく微細なミストを空気と同時に噴霧することで人周辺の大気を冷却する。ミストはすぐに蒸発して空気の熱を奪うため、近づいても濡れにくく、高い冷却効果を発揮するという。
グリーンエアコンは、ドライ型ミストを噴霧する空間をエアカーテンで囲み、人工葉で作られた日よけで直射日光を遮る構造。さらに保水性のある舗装用ブロックを配置してミストの保持蒸発冷却効果によって地面温度の上昇を軽減する仕組みだ。
実証実験の期間は8月1日から9月20日(予定)まで。場所はJR新橋駅前西口広場(東京都港区新橋2丁目7番先)。またパナソニックでは、8月26日から有明の「パナソニックセンター東京」でもグリーンエアコンの耐久性などを検証する実証実験を行う。
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