猫にも花粉症の可能性!? 床ふきロボットを導入した猫カフェ
吉祥寺の猫カフェが床ふきロボット「ブラーバ380j」を導入。新しい下僕に興味津々の猫たち。そして獲物を狙う体勢に入った猫も……。
吉祥寺駅中央口から徒歩5分という好立地にある猫カフェ「Cat Cafe てまりのおうち」が、花粉のシーズンに向けて床ふきロボットを導入した。来店客はもちろん、猫たちにも花粉の少ない環境を提供するためだ。
てまりのおうちは、森をイメージした内装の店内に30匹以上の猫が在籍。メルヘンな雰囲気の店内でさまざまな種類の猫に会える、猫好きにはたまらないスポットだ。実は以前からロボット掃除機の「ルンバ」が稼働していたが、花粉の本格シーズンを前に、ふき掃除ロボットの「ブラーバ380j」も仲間入り。掃き掃除、ふき掃除の両方をロボットがまかなうことになった。
「日常よりフロアの清掃には気を使っておりますが、最近、鼻炎のような症状の猫もいたので、この時期に合わせた清掃方法を取り入れました」と店長の益田さん。
この時期の鼻炎というと花粉症を思い浮かべるが、東京猫医療センターの服部幸院長によると、「似たような症状の病気もあるので一概に“花粉症”という診断は難しいが、花粉症のようなアレルギー症状が出る猫はいます」という。
「アレルギー性の症状では、くしゃみ鼻水よりも皮膚炎になる猫が多く、人間と同じように肌がかゆくなります。一日中くしゃみをしていたり、皮膚が露出するまで体をなめているようであれば病院に相談すると良いでしょう」(服部氏)
セールス・オンデマンドによると、室内に入り込んだ花粉が舞い上がることを防ぐには“水ぶき”が有効だという。またスタッフは掃除の手間を省け、そのほかのケアに時間をかけることもできる。「お客様も猫も快適な環境にしたいと思っています。ルンバもブラーバもボタンを押しておけばその間にほかの仕事もできますし、猫たちも慣れていますので、非常に助かっています」(益田店長)
なお、セールスオンデマンドでは、花粉シーズンや春の新生活需要に向け、iRobot製品を購入した人に消耗品をプレゼントするキャンペーンを実施する予定。対象製品はルンバシリーズおよびブラーバシリーズ。キャンペーン期間は2月24日から5月7日までとなっている。
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