TOTOは4月3日、新しい吐水方式のシャワー新製品「コンフォートウエーブシャワー」シリーズを発表した。節水と適度な刺激を両立させる新しい吐水方式を採用している。
TOTOは、節水と“たっぷりの浴び心地”という相反するニーズに対応するため、2010年4月に「エアインシャワー」を発売した。これは水に空気を含ませることで水の1粒1粒を大きくし、節水しながらも「たっぷりの優しい浴び心地」を実現するというものだ。
一方、今回の「コンフォートウエーブ」では、ノズル内部に障害物を設け、意図的にカルマン渦を作り出す“ウエーブ吐水”技術を新開発。水の流れに周期的な渦が生じ、1秒間に約200回という早さで左右に振れながら勢いよくお湯が出るという。これにより、適度な刺激感がありながら、約35%の節水を実現するという。
新製品では、このウエーブ吐水をメインにした「アクティブウエーブ」モードに加え、ウエーブ吐水と従来型のシャワー吐水をミックスした「コンフォートウエーブ」モード、さらにお湯を柱状に落とすことで“水はね”しにくいシャワーを実現した「ウォームピラー」モードを用意。ハンドシャワー(2万4400円から)、オーバーヘッドシャワー(5万3000円から)など15種類を5月1日に発売する。また、ホテルなど宿泊施設向けの埋め込み型シャワーなどもラインアップに加えた。
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