業界初、ネットにつながる浴室テレビ――LIXILから:しかも32V型
LIXILの高級ユニットバスルーム「SPAGE」(スパージュ)が進化。浴室テレビは「AQUOS CITY」に対応した。
LIXILは2月16日、高級ユニットバスルーム「SPAGE」(スパージュ)を一新。浴室テレビの「アクアシアター」がインターネット接続に対応するなど、各アイテムが大きく進化した。
「アクアシアター」は、シャープと共同開発した32V型の浴室液晶テレビだ。LAN端子を備え、AQUOSシリーズ同様、DLNA/DTCP-IPの「ホームネットワーク」機能を用いて宅内のBlu-ray Discレコーダーや録画テレビと連携する。
例えば、浴室テレビ自体は地上デジタルチューナーしか搭載していないが、レコーダーで受信したBSデジタル/CS110度デジタル放送をネットワーク経由で視聴することができる。またレコーダーに保存されている録画番組を浴室からストリーム再生するといったことも可能だ(対応するレコーダーや録画テレビが必要)。
さらに新製品では、シャープのテレビ用ポータル「AQUOS CITY」をサポート。インターネット接続環境があれば、「Hulu」などの動画配信サービスやカラオケなども楽しめる。「浴室のテレビにおけるインターネット接続は業界初だ」(同社)。なお、アクアシアターのネットワーク接続は有線LANのため、設置時にケーブル敷設などの工事が必要になる。
マンションや狭小住宅でも“肩湯”が楽しめる
このほか、新しいSPAGEでは、新開発の静かなジェットバス「サイレントジェット」やラグジュアリーなシャワーシステムなどを追加。シリーズの特徴でもある“肩湯”機能「アクアフィール」(浴槽上部からベール状のお湯が流れる仕組み)は小型化を果たし、マンションの浴室にも導入できることになった。
「アクアフィールは搭載率50%を超えるほど好評。今回はマンションや狭小住宅用サイズの浴槽用に小型のアクアフィールを開発し、すべてのサイズ(1216〜1616)に対応した」(同社)。
関連記事
- これは“お風呂シアター”!? LIXILのシステムバスルーム「SPAGE」の新提案
LIXILが8月に発売するシステムバスルームには、ぜいたくなAVシステムがラインアップされた。大画面テレビとフルデジタルスピーカーをプラスできる。 - シャープ、「AQUOS 4K NEXT」など5シリーズ9機種でHDR対応ファームウェアアップデートを開始
シャープは「AQUOS 4K NEXT」など5シリーズ9機種に対して新ファームウェアの提供を開始した。Ultra HD Blu-ray DiscがサポートするHDR(ハイダイナミックレンジ)映像信号入力に対応する。 - シャープ、AQUOSの画面両サイドにスピーカーを追加できるシアターシステム
シャープは液晶テレビ“AQUOS”用のオプション製品として、シアターシステム「HT-SP100」を発表した。テレビ背面にある壁掛け金具取り付け部を活用し、画面両サイドにスピーカーを取り付ける仕組みだ。 - 番組WebサイトをQRコードで表示してくれるBDレコーダー、シャープから
シャープは視聴しているテレビ番組のWebサイト(URL)をQRコードに自動変換して表示するBDレコーダーを発売する。スマートフォンなどで読み取れば、番組のWebサイトへすぐにアクセスできる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.