iPadの上で動くロボットが付録になった「小学8年生」
小学館は、手のひらサイズの小型エデュケーションロボットを付録にした学習雑誌「小学8年生」特別号を発売する。2020年に小学校でプログラミング学習が必須化されることを受けて企画した。
小学館は、手のひらサイズの小型エデュケーションロボット「TABO8」(ターボ・エイト)を付録にした学習雑誌「小学8年生」特別号を12月中旬に発売する。数量限定で価格は1万9800円(税別)。10月10日から同社Webサイトで予約受付を開始する。
2020年に小学校でプログラミング学習が必須化されることを受けて企画した。TABO8は、プログレス・テクノロジーズとバスキュールの共同プロジェクト「touch.plus」が開発したロボット「TABO」をベースに小学館オリジナルとして製作したもの。専用アプリをインストールしたiPadの上に置くと、タッチスクリーンが動きを感知して画面内のコンテンツと連動して動く。
専用アプリとして、プログラミング学習の「ワオっち!おはなしプログラミング」やゲームアプリ「PONG」「SUMO」などを提供。スマホ(iPhone)向けにTABO8を操作できるコントローラーアプリも用意し、プログラミング学習から遊びまで幅広くカバーする。「今まで、プログラミングの実行結果は、スクリーンの中だけで完結していたが、TABO8ならスクリーンの中とロボットの両方で確認できる」(同社)
小学8年生は、90年以上に渡って学年別の学習雑誌を手がけてきた小学館が2017年2月に発売した、学年にとらわれない新しい学習雑誌。デジタル表示の「8」はどのような数字にも変化することから「学年の壁を越えて楽しめる雑誌」を目指しており、現在は第3号を販売中。特別号の詳細は9月28日発売の「小学8年生」第4号に掲載する予定だ。
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