キャリアアップしませんか? 大学院で知財を学んでK.I.T.虎ノ門大学院 修了生+在学生の対談(1/2 ページ)

「学生のときにもっと勉強しておけばよかった」と後悔しているビジネスパーソンも多いのでは。でも、あきらめてはいけない。働きながら大学院に通う――しかも1年で修了できる大学院があるのだ。K.I.T.虎ノ門大学院の知的創造システム専攻を修了した羽矢崎聡さんと在学生のジョン・チョルファンさんの話を紹介しよう。彼らは大学院で何を学び、何を得たのだろうか。

» 2012年06月27日 10時00分 公開
[PR/Business Media 誠]
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 2002年、日本政府は知的財産を重視する国家戦略を発表した。島国の日本では物質資源が少ないので、人間のアイデアから生まれる「知的資源」が重要と考えたからだ。政府は知財の専門家を2015年度までに倍増(6万人→12万人)させようとしている。

 こうした状況を受けて、2004年、K.I.T.虎ノ門大学院は、知財の専門家を育成する大学院(専攻)を、日本で初めて開設。知的財産の創造・保護・活用という「知的創造サイクル」をマネジメントする知的財産プロフェショナルの育成をメインに、近年重要視され始めた「国際標準化」に対応できる人材育成も視野に入れた、主に社会人を対象とした1年制の大学院だ。

最先端の特許実務や知財ノウハウを、幅広い分野から集結した一流の教授陣に学ぶ

 従来、社内におけるOJTでの習得に頼らざるを得なかったこれらの分野の専門知識を、大学院という高等教育機関で体系的・効率的に履修することが可能となった。また弁理士試験の一部が免除されるカリキュラムも用意されているので、難関国家資格「弁理士」を目指す人にとっても大きな魅力であろう。

 これまで200人以上の修了生を輩出してきた大学院で、どんな社会人が学んできたのか。またどんな講義を受け、何を感じ取ってきたのか。修了生と在学生の声を紹介しよう。

K.I.T.でしか学べない講義がたくさんある

知的財産戦略、国際標準化戦略を究めたいという羽矢崎聡さん(2009年度生、NTTドコモで勤務)

羽矢崎:私は10年近く、国内の通信キャリアで知的財産の仕事に携わってきました。より標準化に関わる知的財産戦略を究めたい――。そう思っていたとき、K.I.T.で「国際標準化戦略プロフェショナルコース」ができるということを知り、進学を決めました。別の大学院で師事していた丸島儀一教授がK.I.T.にいらっしゃるということも大きな決め手でしたね。

ジョン:私は韓国で「弁理士」の資格を持っていて、特許訴訟、審判、出願などの代理業務に携わってきました。所属事務所から留学の機会が与えられたのですが、私は主に日本関係の知財業務に携わってきました。その経験を生かし、またその分野での専門知識を深めるために、留学先は日本を選びました。

 大学院を選ぶ時は、いくつかの選択肢がありました。知的財産を学び始めたころから「知財業界のトップの方々から、業務にすぐ活用できる実践的知識を学びたい」という希望があり、それをK.I.T.で実現できることが分かったので迷わず選びました。

羽矢崎:ジョンさんもそうでしたか? K.I.T.は、知財業界のトップの実務家教員から直接学べる点が魅力ですよね。この大学院には「修士の学位がほしい」と思っている人は意外と少数派ではないでしょうか。既にロースクール出身の方もいらっしゃいますし(笑)。

ジョン:私はまだ在学中なので、修士がほしいですよ(笑)。

羽矢崎:大学のブランドや学歴を得るために入学している人は少ないですね。私の周囲には「この教授のもとで指導を受けたいから入学を決めた」という院生が多かったです。ある年に修了した院生の4分の3は、既に修士を取得していたそうですから。

ジョン:講義を実際に受けてみて感じたことなのですが、K.I.T.でしか学べない内容がたくさんあります。なので「もっと学びたい」「もっと自分を成長させたい」といった人が、この大学院に入学しているのでしょうね。


 特に印象に残っている教授もしくは講義は? という質問に対し、羽矢崎さんとジョンさんともに、一色正彦教授の「国際交渉特論」を挙げた。この講義では、5名の客員教授によるチームティーチングが実施され、特別に用意されたオリジナルケースを用い、交渉の成功確率を上げるための方法論を理論と実践を通して学んでいく。

 「ジョンさんとは同じチームで、ロールシミュレーションを繰り返しましたよね。膨大な資料を読み込み、複雑に絡み合う利害関係や、自分の置かれた状況を把握するのが本当に大変でした」という羽矢崎さん。「交渉の大事な局面では、羽矢崎さんに何度もフォローしてもらいました(笑)」と振り返るジョンさん。企業の知財担当者や弁理士・弁護士であっても、容易には問題が解決できない困難な事例も多いそうだ。

 さらには旭化成、東芝、トヨタ、富士通、リコー、各企業の知財部門トップを歴任した5名の客員教授と、酒井教授による「知的財産戦略実務特論」などが挙げられた。これもまた豪華な顔ぶれだ。

 社会人大学院には、さまざまなバックグランドをもった人たちがいる。知的財産やビジネスの世界からは、各業界のトップランナーたちが「さらにキャリアアップしたい」といった理由で、大学院にやって来る。またアカデミックの世界からは、他の大学で教鞭をとりながらも「もっと学びたい」といった理由で、学びにやって来る。

 もちろんキャリアチェンジを目的に、大学院の門をくぐる人も多い。特にK.I.T.では指定されたカリキュラムを習得すれば、弁理士試験の一部が免除されるからだ。会社でのポジションや年齢を考え、「自分はもうキャリアチェンジできない」などとあきらめてはいけない。自分の可能性を信じ、新たな一歩を踏み出すことが大切だ。

 続いて、教授とのつながり、院生同士のつながりについて聞いてみた。次のページをご覧いただきたい

K.I.T.虎ノ門大学院 修了生+在学生の対談:

キャリアアップしませんか? 大学院で知財を学んで(2ページ目)


説明会・イベント情報

K.I.T.虎ノ門大学院では説明会やオープンキャンパス、イベントを随時開催しています。

入学を検討されている方はもちろん、講師やイベントのテーマに興味がある方も対象となりますのでお気軽にご参加ください。

開催日:2013年01月19日(土)10:30 〜 13:00

第8回 大学院説明会&弁理士合格体験談(KIT修了生)

 K.I.T.虎ノ門大学院 知的創造システム専攻 専攻主任

 加藤 浩一郎

開催日:2013年02月01日(金)19:00 〜 21:00

第9回 大学院説明会&グループ相談会(各専任教員)

 K.I.T.虎ノ門大学院 知的創造システム専攻 専攻主任

 加藤 浩一郎

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提供:K.I.T.虎ノ門大学院
アイティメディア営業企画/制作:Business Media 誠 編集部/掲載内容有効期限:2013年2月28日