旧来のビジネスモデルからの脱却 “アジャイル”経営を実現するには?より速く、より柔軟に

今後ますます厳しい経営のかじ取りが迫られる中、多くの企業にとって既存のビジネスモデルだけで戦い続けるのは限界だ。そこから抜け出すために不可欠なものが「スピード」である。

» 2015年03月06日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 スピードが企業のビジネスを変える――。これはここ数年、ビジネスの世界でよく聞く言葉である。だが実際にスピードによって何がどう変わるのか、その変化を具体的に説明することは難しい。しかし時代はあなたが思っているよりもずっと速く、確実にそのありようを変えている。

 例えば、ある大手自動車メーカーの幹部は「自動車会社も寿司屋のようにならなければダメだ」と語っている。顧客が欲しいと言ったその瞬間に、顧客の欲しいクルマを用意できなければ、いまや簡単に他社に乗り換えられてしまうということだ。恐らくその危機感は製造業に限らず、どの産業にも共通するだろう。だが逆に、顧客と時代の要望に一歩先んじて応えることができれば、米Tesla Motorsや米General Electric(GE)のような世界の誰もが認めるイノベーティブなリーディングカンパニーの座を獲得することも不可能ではない。

 では、ビジネスにスピードを獲得するには何から手を付ければいいのか。ビジネスの現場に身を置いている人であれば「アジャイル(agile)」という言葉を耳にしたことがあるだろう。この言葉は「できるだけ速く、高い頻度で、変化に追随する」ことを良しとする概念で、特に顧客ニーズの変化が激しいITの開発現場で発展してきた。しかし現在では、ITに限らず企業のビジネス部門でも使われることが多い。そして、ビジネスにおいてアジャイルを実現するには、それらを妨げる経営および業務上の無駄をいかに排除するかが鍵となる。

アジャイルな経営を阻害する一因は?

 アジャイルな経営を妨げる無駄の一例として、例えば、アプリケーション開発のテスト環境をイメージしてほしい。顧客に提供するWebサービス、あるいは社内の業務ユーザーが利用するアプリケーションのいずれも本番環境の運用開始前にテストが行われるのが通例だ。そしてより速くユーザーに本番環境を提供するには、テスト環境の構築も迅速に行われなければならない。

 だが、この場合でよく起きるのは、場当たり的にデータベースのコピーを重ねることでディスク容量を消費し、システムコストがいもづる式に上がってしまうことである。加えて、CPUの使用率は低下し、システム全体の性能劣化を招くことにもつながる。アジャイルな経営を目指そうにも、このような事態が起きていては本末転倒である。

 こうしたビジネスを阻害する原因は、1つのきっかけによってその多くが取り除かれることがある。例えば、上記のような企業データに関する問題の解決手段として、ハードディスクではなくフラッシュメモリにデータを格納し、重複排除技術によってデータの無駄を削減するという、フラッシュストレージの導入が挙げられる。その代表的な製品がEMCのフラッシュストレージ「EMC XtremIO」である。

データベース環境における主なメリット データベース環境における主なメリット

経営の足かせだったコスト問題を解消

 同製品によってビジネスに大きなメリットがもたらされた事例は多岐にわたる。例えば、製造業大手の独Siemensは、物理サーバ240台のうち100台を仮想化してXtremIOに移行したことで、パフォーマンスを大幅に向上したほか、サーバコストも3分の1に削減した。また、米国の医療機関であるBaptistHealth Systemは、医師などエンドユーザーが活用するデータの使い勝手を大幅に高め、患者のカルテデータなどを迅速に閲覧できるようになった。

 より詳しい内容についてはホワイトペーパーを参照していただくとして、ここで覚えておいてほしいのは、あらゆるビジネスは今や従来の品質重視モデルからスピード重視モデル、つまり「速く、柔軟に」を掲げるアジャイルへとシフトしつつあることだ。あなたの会社のビジネスにおいてアジャイル経営を妨げている問題は何か、そしてそれを取り除くために何が必要なのか、改めて見直してみてほしい。

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提供:EMCジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2015年4月5日

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