新ケータイ投入も苦戦のau──12月事業者別契約者速報つなぎっぱなしがウリになりつつあるDDIポケットが前月比約4倍の純増を果たした。auはGPS & ムービーケータイ投入で大幅純増が期待されたが6万800の純増に止まった。
電気通信事業者協会(TCA)は1月10日,ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2001年12月の契約数を発表した。それによると,この1カ月間で携帯電話契約数は71万900増えて,6710万1100。前月1200の純増だったDDIポケットが,12月には8800の純増を果たした点は注目だ。
契約者の傾向はほぼ変わらず。auグループはGPS & ムービーケータイを投入したが (11月12日の記事参照) 6万8000の純増に止まっている。現在,業界第2位の位置をかろうじてキープしているが,J-フォンの19万4300という純増を見ると,数カ月のうちにシェアが逆転する可能性も出てきた。J-フォンは1月にパケット端末を投入する予定で (11月5日の記事参照) ,その効果がどのように出てくるのかが期待される。ツーカーはついに6カ月連続マイナスとなってしまった。 10月よりサービスインしたFOMAは11月の純増数3000,累計1万4000から12月には純増数1万3000,累計2万7000と着実な伸びをみせている。
ブラウザフォンサービスでは,iモードがついに3000万契約を超えた (12月25日の記事参照) 。J-skyはそろそろ1000万契約が見えてきた。
DDIポケット,AirH"効果で堅調な伸びPHSは全体で1万2500の純増と前月のマイナスからプラスに転じた。DDIポケットの純増とNTTドコモの健闘が目立つ。データ通信としての用途が定着しつつあるようだ。
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