4月1日発売のCDMA2000 1x端末を事前チェックする(2/2)
CDMA2000 1xは,何が変わったのか各機能がそれぞれアップしたCDMA2000 1xの各端末。第3世代ということで,通信速度の高速化が注目されるが,強化点はそれだけではない。 もっともうれしいのはメール機能の強化だ。auユーザー待望だったメールのフォルダ分けが全機種で可能になっている。また自動振り分けも可能で,メールの使い勝手が格段に増した。 auのEZweb@mailは,全角5000文字という大量のメールが受信できるほか,100Kバイトもの大容量ファイルが添付できる(2001年7月の記事参照)。返信先や自動転送先も設定できるだけでなく,詳細なメールフィルターも装備している(2月26日の記事参照)。 au端末同士のチャット機能である「おしゃべりモード」も,あまりポピュラーではないが,魅力的な機能だ。「0.2秒」(KDDI)と超高速で相手に届くのに加え,相手が圏外か圏内かを判別することもできる。最近流行のインスタントメッセージのプレゼンス(状態表示)機能の片鱗を備えているわけだ。 実は価格面でもメリットは大きい。iモード/J-フォン(パケット対応機)の0.3円に比べ,auのパケット料金は0.27円。1割引きだ。 さらに送信時も安いのがありがたい。J-フォンのスーパーメールでは余分なヘッダが付き,iモードではエンコードされて送信されるため,受信時よりもかなり高額になってしまうのだ。
また,ほとんど利用されていないようだが,vCardやvCalenderなどの送受信にも早くから対応している。 唯一の弱点ともいえたメールのフォルダ振り分けに対応したことで,EZweb@mailはほぼ最強ともいえるスペックを手に入れたと言えるのではないだろうか。
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