カタログには載っていない“カメラ付きGPSケータイ”「A3012CA」情報(3/3)
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その他,メニューなど
内蔵のソフトウェアには相当手が入れられた。C409CAなどでは「操作のレスポンスが悪い」という声もあったが,それがほぼ改善されている。
基本メニューはアイコンになっている。最下段にあるのは「お好みメニュー」と呼ばれるもの。自分で好きな機能を割り当てることができる(画面右参照)
データフォルダの内容。12.8Mバイトという空前のメモリ容量を誇る。例えば10秒録音できるボイスメモなら数百個登録できる計算だ。着信メロディや壁紙など,データフォルダから登録することもできる
着信やメールが来た場合,待ち受け画面に表示される。不在着信の場合,相手が何秒間呼び出し続けたかが表示されるのはカシオ製端末の面白いところ。例えば100秒鳴らし続けていれば,相当重要な用件だったのだろうと想像できる。メールは待ち受け画面から決定ボタンを連打するだけで表示できる。A3012CAではメールのフォルダ自動振り分けが可能だが,自動的にそのフォルダにカーソルも移動している。こうした細かな気遣いが日常の使い勝手を向上させている
メール画面。受信したメールはアドレスに従って自動振り分けが可能。振り分け設定はドメインでも指定できる。「メインフォルダ」ではフォルダ分けに関係なく,全メールが閲覧できる
ボディの堅牢さといい,折りたたみ初ながらA3012CAにはかなり練り込まれた印象を受けた。Webブラウジング時やEメール時でも常に右上に時計が表示されているのも,細かなところだが便利だ。
また,メール送信時,送信終了を確認せずに本体を閉じてしまうと,メールソフトが起動したままになってしまう。すると,電話着信には問題ないが,Eメールの着信があってもメロディが鳴らない。EZweb表示中に本体を閉じた場合でも同様だ。本体を閉じた場合には,自動的に待ち受け画面に戻るような仕様が期待される。
さて,A3012CAの最大の特徴といえば,やはりカメラ。GPSとも連携できる35万画素のカメラについては,別途詳細にレビューをお届けする予定だ。
十時キーの上下で7段階にズームが可能。35万画素のCMOSセンサを搭載しているだけに,デジタルズーム時も画像が粗くなることはない。左右キーでは明るさを調整できる。フレームを付けた状態で撮影することも可能だ。撮影した画像は,日付ごとにフォルダ分けできる。大容量のメモリを積んでいるだけに,管理しやすくなっている。また,日付別のほか「アルバム」という形で,好きな画像をフォルダに分けることが可能だ
お詫びと訂正:「計算機」の搭載,バイブレータと着信音の同時使用について,誤りがありました。ご指摘くださった皆様,ありがとうございました。ご愛読の皆様,並びに関係者各位にご迷惑をおかけしたことをお詫びし,訂正いたします。 |
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[斎藤健二,ITmedia]
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