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2002年5月21日 12:26 PM 更新
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ドコモ、カメラ付き端末「SH251i」を参考展示
504iの発表と同時に、カメラ付き端末とiショットサービスの概要が明らかになった。SH251iには大きな背面カラー液晶のほか、ライトが搭載されている
NTTドコモは東京・ビッグサイトで開催されている「ビジネスシヨウ 2002 TOKYO」にて、カメラ内蔵型iモード端末「SH251i」を参考展示した。詳細は未定ながら、近々登場するもよう。ボーナス商戦に向けて開発が進んでいるという。
5月28日付記6月1日にSH251iが発売されることが発表された(詳細記事)。
側面にもシャッターボタンが用意されている
展示されたSH251iは、背面にSTNタイプのカラー液晶とCCDカメラを搭載。メインの液晶だけでなく、背面に被写体を表示できるため、“自分撮り”なども簡単に行える。また、カメラの側には携帯初のライトを搭載。「フラッシュのように暗いところで撮れるというほどのものではないが、色が美しく撮れる」(説明員)
撮影した画像は、まず「画面メモ」という形で保存され、選択した後「iショット送信」を選択することで送信できる。「現在のiモードのシステムでは、メールに画像を添付できないため、“iショット”というシステムを用意した」(説明員)。受信先には、撮影した画像が置いてあるWebのURLが送信され、Webページの一部として画像が閲覧できる。その仕組み上、ドコモ端末に限らず、他社の携帯やPCにも送信することができるという。
今回展示された端末はSH251iのみだが、今後カメラ付き端末として複数機種を投入予定。iショットシステム自体は、今後の端末でも利用していくという。ただし、現時点では仕様が固まっておらず、上記のシステムから変更される可能性もある。
SH251iは、「あくまで2xxシリーズ」という位置づけ。Java機能などは搭載されていない。端末の価格は現在の211iシリーズなどよりは高くなる見込みだ。
なお、251iシリーズではCIFサイズ(352×288)の撮影や、セルフタイマー機能にも対応する予定。今回の展示ではそのあたりの詳細には触れられなかった。
左はSH251iで撮影した画像を表示したところ。中央では、撮った画像を背面液晶の壁紙にしてみた。まだ開発中のためか、背面のSTN液晶の表示はあまり美しくない。右側は端末を閉じたときに表示される時計などの情報
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[斎藤健二, ITmedia]
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