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2002年5月27日 03:09 PM 更新
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ドコモ、N504i発表。29日発売
504iシリーズの3機種目が発表された。NEC製のN504iは、超高解像度液晶を搭載し、文字入力環境も「T9」や予測変換技術、辞書ダウンロードなど多彩な機能を備えた。
NTTドコモは5月27日、NEC製の「N504i」を5月29日に関東甲信越地区で発売すると発表した。なお他地区での発売に関しては「今のところ6月中旬を予定している。詳細は各地区のドコモによる」(ドコモ)という。
N504iは折りたたみ型で、背面液晶ディスプレイも備える。メインディスプレイは2.2インチサイズの6万5536色表示TFD液晶を採用し、162×216ピクセルという高解像度となっている。
フォントは20ドット、16ドット、10ドットの3種類を搭載。それぞれ8文字×8行、10文字×10行、16文字×15行の文字表示に対応する。またシャープが開発した液晶専用のLCフォントを採用するなど、見やすさにこだわった(2001年5月の記事参照)。
内蔵のiアプリは、ミッキーマウスのキャラクターを使った待ち受けアプリ「Painter Mickey」など3種類。iアプリは15〜45件まで保存できる。また着信メロディは40和音に対応した。さらに、待ち受け画面、発着信/送信アニメ、着信音、ボタン確認音などをディズニー一色に一括設定できる「Disneyモード」を搭載している。
また、2Dのアニメーションを作ることができるベクタ技術「E-アニメータ」も搭載(5月20日の記事参照)。E-アニメータはJ-フォンなどのシャープ製端末にも搭載されている。
また、日本語入力環境には少ない入力文字数で入力できる「T9」を採用(2001年6月の記事参照)。さらに予測変換機能「ワード予測」を採用し、従来よりも日本語入力を強化している。また、メーカーサイトから最大5つまで辞書をダウンロードすることも可能。「タレント辞書」「スポーツ辞書」などが用意される。
NEC資料より
504iシリーズは、以下の特徴を持つドコモの最新機種。全5機種の登場が予定されており、これまでにF504i、D504iが発売されている(5月21日の記事参照)。
- パケット通信速度が下り最大28.8Kbpsに
- 赤外線通信機能搭載
- iアプリサイズが30Kバイトに
- 待ち受けiアプリが可能に
- 3Dポリゴン機能搭載
- 1.5G/800MHzデュアルバンド対応
N504iの主な仕様は以下の通り。
| 機種 | N504i |
| 連続通話時間 | 135分 |
| 連続待受時間 | 460時間 |
| 重量 | 約105グラム |
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 48×93×24ミリ |
| カラー | ミスティシルバー、プライムブラック、レジーナピンク |
| 価格 | オープンプライス |
| 発売日 | 関東甲信越地区にて29日 |
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[斎藤健二, ITmedia]
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