ドコモ、FOMA内蔵PDAをデモ〜NetWorld+Interop 2002 Tokyo7月3日に開幕したNetWorld+Interop 2002 Tokyo展示会。NTTドコモのブースでは、FOMA内蔵PDAが参考出展され、実際に稼働する様子を見ることができる
NTTドコモは7月3日から5日まで開催のNetWorld+Interop 2002 TokyoでFOMA内蔵PDAを参考出展した。 ドコモによれば、これはFOMAの新しい利用方法を提案するソリューションとして参考出展したもので、「製品化の際には仕様が変更になる可能性がある」(NTTドコモの広報部国際広報担当堀展男氏)という。
このPDAは本体とハンドセットで構成される。ハンドセットには、通話用ボタンと通話終了や保留、操作停止用のボタンがあり、本体を鞄などにしまったままハンドセットのみで通話することもできる。本体との連携はBluetoothによるワイヤレス通信で行いハンドセットと本体は7〜10メートル以内の範囲内であれば利用可能だ。
ハンドセットは電話として利用できるほか、音楽再生のリモコンの役割も果たすようだ PDAは音楽再生機能も持っているようで、その場合には、ワイヤレスリモコンとして使うとみられる。このほかハンドセットは電話帳の閲覧、メールのタイトルと日付の確認、発信着信歴の確認といった機能を備えている。再生可能な音楽データの形式は明らかにされなかったが、ハンドセットの音楽再生メニューには「SDカード」という選択肢も現れることから、本体側に備えられたSDカードスロットを利用できるようだ。
本体上部には320×240ピクセル表示のTFT液晶と思われるメインディスプレイ、ヒンジ部分に可動型の内蔵カメラ、本体下部には各機能にアクセスするためのボタンとキーボードおよび十字キーが搭載されている。
キーボードの上部にはiモードやインターネット、メールなどの各種機能にアクセスできるボタンが サイズや重さは公表されていないが、縦横は135×85ミリ、重さ500グラムほどのようだ。 ディスプレイの左隅にはマイク、右サイドにはスピーカーがあり、画面を見ながら通話できる。 本体右側面にはフタ付きのSDカードスロットとスタイラスペン、左側面には「モバイルカードN2」対応のコネクタ、左背面にはFOMAカードスロットがある。
右側面にはSDカードスロットとスタイラス収納部 左側面はモバイルカードN2コネクタ カメラは31万画素相当のCMOSカメラと思われる。カメラモードにしてレンズ部分を回転させても映る画像が逆さまにならないようソフトウェア処理がなされていた。 このカメラはテレビ電話、静止画像撮影、動画撮影に対応。メニューを見ると、設定できる項目は以下の通りだった。
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